ホーチミンのまぜ麺、フーティウナンバン・コー
とっくにベトナムに戻っているのに1ヶ月の旅行記が全然終わらず、生活感のないnoteばかり載せていたのでたまにはホーチミンの日常を。
今回ご紹介するのは素朴な下町の中華的存在のフーティウナンバン。フーティウとはベトナム南部ではフォーよりも身近な米麺で、個人的にもフォーより圧倒的に好きです。フーティウには主にスープに入った「ヌック」とスープは別の「コー」という食べ方があります。
私は大抵ヌックを選びますが、サイゴンに住む人々は見事に半々くらいで頼むイメージ。今回はまだ紹介したことのなかった「コー」をご紹介。
頼んですぐに作りはじめてくれて、3分くらいで運ばれてきます。
この日行ったお店のものは豚肉、うずらの卵、もやし、ネギなど様々な具が入っており、味付けのベースはヌックトゥンです。ヌックトゥンはお醤油のことですが、日本の醤油よりも味付けが甘めなのが特徴です。レモンや唐辛子はお好みで。モヤシは生より湯がいてもらう派なので湯がいてもらいました。
撮影同行の小森さんも「うん、いいね。普通でいい」と褒めてるのかよくわからない感じでしたが、結局お代わりしてました。
そしておかわりにはフーティウヌックを頼んでおりました。
金額はヌック、コー共に一杯28,000vnd(約140円)。これにお茶代2,000vnd(約10円)、おしぼり代2,000vndというのがこういう素朴なローカルの通常のお値段です。ホーチミンも物価が上がってきているとは言え、まだまだこういったお店も沢山あり本当にありがたい。
でも、昭和の店が消えていったようにいづれは年月と共にサイゴンのこういうホッとする味のローカル店も値段が上がったら淘汰されていってしまう可能性は高いので、気になる方はぜひ行ってみてくださいませ。
最後に今回行ったお店の場所を貼っておきます。
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