レモンイエローが目印の魅力溢れる貝屋さん

コロナ禍で影響を受けた職業は沢山あると思いますが、こちらはそんな逆境にめげず8月にこちらのお店を開店したというベトナムエアのパイロットさんとその奥様、そしてその妹でありベトジェットのCAさんである3人の作ったお店です。

ỐC CHUN - Ăn Vặt Hà Nội
MM5 Trường Sơn, Cư xá Bắc Hải, Quận 10, Thành phố Hồ Chí Minh

やはり2月以降、飛行機がほとんど飛ばなくなり仕事が減ってしまったことを機に、もともと貝好きだった家族3人でこの貝屋さんをオープンすることを決めたそうな。鮮やかなレモンイエローはお店のアイデンティティだそうで、ポジティブな3人の心を反映するようなとても目を引く元気な色です。

今回はこちらで美味しい貝料理をたらふく食べました。

ベトナムの方はビールと共に貝を食べるのが大好きなのですが、ここはお茶請けとして貝を出していたため、もともとはメニューにビールを載せていなかったそうな。しかし、やはりお客さんたちは皆ビールを飲みたがるためタイガーとハイネケンの2種もメニューに加わってました。私はおススメされるがまま、壺に入った酸味の少ない梅ジュースのようなタマリンドのようなドリンクをいただきました。

こちらのお店の一押しはゾウゲバイ貝のバターソース。95,000 VND(約475円)。

貝の中身をほじくるには少し手が汚れますが、香りの良いバターとほんのりチーズが入ったような甘いソースはパンにつけて食べるのによく合います。
こちらのタニシモドキは胡椒がほんのり効いて、貝の中身は柔らかめです。

お好みでヌクマムを生姜や唐辛子や砂糖、レモングラスで味付けして食べます。調合の仕方もちゃんと表になってました。

ニャーハップタイは、よくローカル貝屋さんにある蛤のレモングラス煮のタイ風味のものです。ピリ辛甘めのスープを貝ですくって食べます。

さらに、豚のソーセージのようなものを衣で揚げた物も注文。(名前忘れました)
こちらは添え付けのチリソースを付けて食べます。

店員さんたちはとても良い方々で貝屋さんとは思えないくらい内装がこだわってカワイイので、ぜひ皆さま一度は行ってみて欲しいです。

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