見出し画像

人は忘れる生き物

こんにちは。
能波です。

今回の記事は「人間は忘れる生き物」なんだなっていうのを
書きたいと思います。

誰に向けてとか特にないです。

なので興味ない人は見ないでください。笑


私がなんで人は忘れる生き物ってタイトルで書こうと思ったかと言いますと
10年間やってた会社での記憶を綺麗さっぱり忘れてるからです。笑

私が会社員だった頃は「化学プラントのオペレーター」として
働いてたんですが化学プラントを運転する上で大事な事って
めちゃめちゃあるんですよね。

あ、化学プラントが分からない人の為にどんな感じか写真を貼っておきます。

画像1

こんな感じです。

それこそ化学なので危険な物質も多いですし、私の部署では
よく殺人現場で使われる「青酸カリ」のガス状態の物を
扱ったりしてたので、絶対にミスは許されないし
プラントを運転する上で間違ってはいけないポイントって
めちゃめちゃあったんですよね。

ですが、ふと思い出そうと思ったら全然思い出せなかったんです。
あれだけ大事な事だったのに、、、。笑

これってなんでなのかなって思ったんですが、
やっぱ意識の違いなのかって思います。
もう僕にとってプラントを運転する知識ってこの先、
一生使う事がないので必要ないんですよね。

そうなってくると脳って不思議な事に大事だった事も忘れるんです。

忘れたから何?って感じだと思いますが、人間は大事な事でも
忘れる生き物だという認識を持って、忘れてはいけない大事な事は
メモを取るなりしようって事です。


話は変わるけど「Fukushima 50」って映画が上映されてるよね。
東北地方太平洋沖地震で福島第一原発で発電所に留まって
対応業務に従事した約50名の作業員達の物語。

この映画まだ見てないんだけど、見なくてもこの人達が本当に死ぬ思いで
作業してたっていうのがリアルに想像できるんだよね。

だって同じような仕事してたから。

プラントって想定外の事が発生して、プラントの運転が安全に出来ないと
判断したらインターロックって言って、プラントを安全に止めるための
最低限の処置が遠隔で操作できるようになってるんだけど、
多分そのインターロックを作動させても安全が確保できないくらい
様々な要因が重なって原発につながったんだろうなって。

見てないけど想像しただけでなんか泣けてくるもんなぁ。

現場の人は想定以上の事でパニックだろうし、死ぬかもしれないって
気持ちはありながら頑張ったんだろうなって。

でも逃げ出さずに作業したって気持ちはすごくわかる。
だってその仕事においてはプロなわけだし、周囲の安全を確保する為には
自分達がやらないといけないから。

結果的には原発に繋がったけどそこで頑張って作業をした人達を
責める事はできないかなって。


まぁこれは余談ですので気にしないでください。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?