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⚠アスリートは、常に運転中⚠〜スポーツしてるお子さんと親御さん,それから声優志望さんにも聞いてほしい〜

物のたとえって
分かりにくいと意味をなさないですよねぇ。
今回は、サブタイのように
スポーツしてる親子、それから私の専門→声優になりたいと思ってる人とその親御さんへ向けて……
アスリート(声優さん)をドライバーと例えての、お話。
少しでも伝わると良いけど。


今回のテーマは

アスリートの生活を垣間見る



あ、何を隠そう隠す必要もないが
私はアスリートではありません。
スポーツはちっちゃい頃から大好きでしたが、中学生時代に剣道を部活でやっていたのみで、後にも先にも専門的にスポーツに取り組んだ経験はありません。

では、そんな私が何故に
アスリートのことを語ろうとするのか。。。


もちろん
息子を通して知った世界です。


自分以外のことに意識を向けるって時として大事ですよね。

自分の身内
恋人
友達

職業でも言えるね。
対・・・
生徒、学生
お客さん
地域の人
患者さん

とにかく、自分のことって必然的に大事だって意識は働くけど、何処か見過ごしがちというか、怠惰な部分も多いと思うんです。


ところが、自分のこと以上に相手を思う気持ちが強くなることって
あるんですよね。

「〇〇のようになって欲しい」
「〇〇ならないように」
「こうした方が成功しやすい」
「みんなこうしてる」

アドバイスのような物もあれば
余計なお世話もありますが。

そう言うなら自分がやれば良かったんだけど
やれなかったから子に託す
誰かに託す。

立場でいうと
親・先生・講師・監督・コーチなど
物を教える、導く立場の人です。


っと、あまり行き過ぎると
コレはまた、違う論点(テーマ)になるので


アスリート生活を垣間見る
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私としてはの立場からを通して知った・・・

『それはそれはアスリートの過酷な日々』

ちょっと誇大表現だけど、
「練習が大変」とか
「勉強をする暇がない」とかそういうことではなくて

何をするにも【心身が大事】なのに
それに気がつきにくいということ。


そして何よりも

現場では技術的なことや専門的なことを教える人はいるけど
案外日常生活の過ごし方を教えてくれる人は少ないということ。


ここでちょっとわたし的【心身の大事さ】の“心身”について
●心は、【気持ち,性格,考え方,心のあり方,捉え方,感性,向上心,冷静さ,情熱
そして睡眠,食事】

●身は、【フィジカル,(姿勢,使い方,動かし方,鍛え方)そして睡眠,食事】

私は思うんです。
ボールの投げ方よりまず、身体の使い方だと
沢山走ることより、まず走る姿勢
声の出し方よりまず、息を楽に吸えること
道具に感謝するなら普段からの心掛け
と。

物には必ずその人に合ったより良い姿勢がある。
どうなるとより良いのか
どう見るとより良いのか
型となるものには必ず基本がある。

私の専門でいうと
「滑舌をよくしたい」という人がいたら
まず初めに自身がどんな姿勢で、どんな口の形で、どんな舌の位置で、どんな表情で喋っているのかを知ってもらうことから始めます。
何が言いたいのか。これです
⬇⬇⬇

今ある自分は毎日の蓄積

どんな人でも、まず自分の持っているものでチャレンジすることになる。
なら、いつもの自分がどんなものを持っているのかを知りたい。
それを、教えてほしい・・とはなりませんか?

小さなお子さんの場合、そこを見てあげられるのが親御さんかなと思います。
大人に近くなってからは、
人に聞く。そして自分で気をつけたり練習して改善する。

何かが上手に出来るようになるって、
多分そんなに容易ではないからこそ、
自分が今持てるものをより良い形で
当たり前に使えるようにする。



そんな、当たり前じゃないことを当たり前にしていく世界。
それが、アスリート

こういう解釈です。私の。

一般的には平常時、
人間は歩くスピードで物を見て考え実行すると仮定したならば
アスリートは
平常時➕スポーツしている時
という時間が存在する。

想定としては…
スポーツをしている時は、
歩いている時の何倍もの身体への負担や思考力、判断力などが必要とされるため=運転中だと表現したいんです

アスリートは運転中

なのだ、ということ。

簡単に想像しても、運転中っていくつもやることがあって、且つ注意すること、予測しなきゃいけないことが幾つも存在します。

まさにこれは、試合中・競技中のそれに例えられると思いませんか?


だからこそ、この時のために準備をする瞬間が必要になってくる
それが、「平常時」というわけなのです。

平常時、人は冷静なことが多くて
運転時はいつもとは何処か違う精神状態であることが多い。
自分のペースで進めないからです。

大きな交差点になればなるほど、交通の量が増えれば増えるほどその緊張感は増す。

明らかにこれは
教習所内の練習ではなくて実地。

アスリートで言えば本番。

負ければそこに理由が存在して
勝てば平常時の過ごし方に理由が見られるのは明らか。

レベルが上がれば上がるほど、
「何もしてないです」は全く通用しなくなります。
何故なら
目的達成のためにクリアして、立ち向かわなければならない場面が無数にやってくるから。

何が起こるかわからない運転時のために
平常時にこれをしていれば良いなんて
絶対的なものはない……
全てを全方向にかけられるスーパーアスリート大谷翔平さんという方がいるけれど、
ホントのホントの努力や方法は大谷選手しか知らないしなぁ。


1番頑張ってほしい時に1番力を発揮するには
平常時の時から
何に気をつけて
何を意識して
どう取り組むのか
学んで,知って,実践するしかない。

今まさに、アスリートを支えるご家族の皆様、とても大変だと思います。
「楽しんで♪」といつも言いたい
行き着くところはここだと思います。

でもそれは

【心身共に元気である】

これを欠いてはそこに行き着きたくとも行き着けません。


1年に1度は不具合を起こしていた
息子を支えてきた今、これは間違いない!
確信して言える。
(ここでいう不具合は怪我等を指します)

家族もシンドいですが
一番つらいのは本人です。

ちょっと痛いだけでもシンドいのに
痛いが言えない環境であったり、
しんどさに耐えて多少の無理が当たり前、
だけど平常時にリカバリーさせる方法はどの大人も触れない環境であったり、
これは、何とも矛盾した世界です。

簡単な話ではないですが、
大人もそれを支える人たちも、
アスリートに運転時のハードな部分だけを想定するのではなくて
平常時の心と身体へのアプローチを
ないがしろにしないでほしいと思います。


出来ることなら
老若男女,小さな子からトップの全てのアスリートが怪我なくその人の全力で
プレーができます様に

と、祈らずにはいられない
今日此の頃です。


追記:声優さん、役者さんも
私はアスリートの一種だと思っております。
ここでの“アスリート”表記は声優も込みでお読みください。
(声優志望者さん、その保護者さんに向けてm(_ _)m)


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