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夫婦を繋ぐお酒の時間

こんにちは。白石です。

私も夫もお酒を飲むことが好きなので、今でも毎週末は待ち合わせをして、仕事帰りに一週間の労を労う機会を持つようにしています。
二人とも、単に「お酒が好きだから」ということは否定しませんが、それ以上に「お酒を飲む時間が好きだから」という理由の方が大きいかも知れません。

今回は、夫婦にとってのお酒を飲む機会について、お話していきます。


夫婦のコミュニケーションに繋がる

お互いに仕事をしていたり家事をしていたりして、日常を忙しく過ごしているのが現在人とも言えますし、子どもがまだ巣立つ前だとしたら、忙しさは尚のことと思います。
なかなか「外に飲みに行く機会なんて無理」と思っている方も多いとは思いますが、そうした方たちにこそ、あえて外に飲みに行く機会をおすすめしたいと私は考えています。

よく忙しさを「視野が狭くなる」と例えることがありますが、忙しくなるとどうしても周りへの気遣いができなくなってくるものです。

「だって、忙しいのに周りになんてかまっていられない」
「だって、自分がやるしかしょうがない」

などと、「だって」と思った方は要注意。
この「だって」が出てくるときって、大抵視野が狭くなっているとき。
周りはみんな敵だらけで自分の味方がいないなんて思っているときではないでしょうか。
怒りなどの負の感情は周りに伝播しますから、あなた自身のその感情が元になって、より悪い環境に陥らせているということにもなっていそうです。

ですから、まずはあなた自身が肩の力を抜くことが大事。
更には、あなた自身のその気持ちを、身近な人。つまりあなたのパートナーにきちんと伝え、分かってもらうことから始める必要があります。

そこで借りるのが、お酒の時間。
お酒を飲むだけなら自宅でもできますが、できることから普段の生活から離れた場所でゆっくり時間を過ごすことで、互いを個として認識できる機会になるのではないでしょうか。

外でお酒を飲むことで、夫婦のコミュニケーションが活発化します。
普段忙しくて会話ができない夫婦だからこそ、日常生活と離れた時間を作ることで、お互いの近況や思いを共有できるきっかけになります。

新たな話題や発見に繋がる

二人きりでいるとき、何もしないでただじっと黙っているだけ、ということはまずないと思われます。
何かをしているときでは得られない、この「話をしなければならないシチュエーション」こそが大事だと考えます。

話すということは、自分の考えや気持ちを言葉で表現することです。
言葉にすることで、自分の考えや気持ちがより明確になり、整理されることがあります。
また、相手に話を聞いてもらうことで、自分の考えや気持ちに新たな視点が加わったり、新しい気づきを得たりすることもあります。

例えば、子どもの教育で悩んでいるのなら、まずパートナーに相談することで、自分の考えや気持ちを整理し、新たな解決策を見つけることができることがあります。
また、仕事のことや友人との人間関係で悩んでいるとき、話を聞いてもらうことで、自分の気持ちを客観的に見つめ直すことができ、新たな気づきを得ることができるものです。

このように、話すことで気づきに繋がるためには、以下の2つのポイントが重要です。

自分の考えや気持ちを正直に表現する

自分の考えや気持ちを隠したり、ごまかしたりせず、正直に表現することが大切です。
そうすることで、より深い気づきを得ることができます。

相手に話を聞いてもらう

ただ自分の考えや気持ちを話すだけでなく、相手に話を聞いてもらうということが何より重要です。
相手からの質問やフィードバックによって、自分の考えや気持ちがより明確になり、新たな気づきを得ることができます。

話すことが気づきに繋がるためには、自分自身を客観的に見つめ直す機会を持つことが大切ですが、「自分の考えや気持ちを正直に表現する」や「相手に話を聞いてもらう」といったことをし慣れていないと、改まってそうしていくにはかなりハードルが高いのではないかと感じることと思います。

そこで、「話さなければならないというシチュエーション」とお酒の力が発揮されるというものです。
それと、外でお酒を飲むことで、普段の生活から切り離された時間を過ごすことができます。
目新しい環境で過ごす時間が、新たな話題や発見に繋がると思われます。

ストレス解消とリラックス効果が得られる

何よりお酒が好きな私たち夫婦は、決して「家呑み」を否定しているわけではないのです。
ただ、「家呑み」と外で飲むのとでは、開放感が圧倒的に違います。
「家呑み」ですと、どうしても普段の食事の延長線上になりがちですし、飲んだ後の片づけのことを考えてしまったり、日常の生活から抜け出せない感は否めないからです。

そういう意味において、外でお酒を飲むことはリラックスする機会でもあると感じます。
日常の疲れを忘れ、ストレス解消ができるというのも、外で飲むことの大きな効用です。

更に、リラックスした状態での会話こそが、より深い夫婦の繋がりを生み出すことにもなります。

また、外でお酒を飲むことは特別なイベント感があります。
日常ではなかなか味わえない雰囲気や、自分では作ることのないような料理を楽しむことができるものですね。
特別感のある場所で過ごした時間は、夫婦の記憶にも残りやすくなるため、話題や思い出の共有といった絆を深めるための材料になります。

夫婦で共通の目標や夢を語り合う機会

普段忙しくて視野が狭くなってしまっている状況では、今が精いっぱいで、なかなか先の未来まで考える余裕はないと思われます。
ですが、未来を見ずに、足元だけを見ながら過ごすことは、息が詰まるのではないかとも思います。

自分の未来を考えるには、どうしても家族単位で考える必要は否めませんが、それなら生活を共に作り上げているパートナーと話し合いながら進めた方が手っ取り早いと考えます。
また、ひとりで考えれば、当然自分ができる範囲での計画しか立てることができませんが、パートナーと話し合うことで、家族単位での広い範囲での話し合いが可能です。

なかなか普段の生活の中では改まってこうした話し合いをする機会を持つことは難しいまでも、外でお酒を飲む機会は、新たな目標や夢を語り合う機会にもなるのではないでしょうか。
更に、お互いの未来について真剣に考え共有することで、夫婦の絆が深まる可能性が大いにあるのです。

「今更パートナーとだなんて」と思っている方々がもしいれば、「たまには外で飲みに行きませんか」とひと声かけるだけで、夫婦の関係や家族の雰囲気がより良くなること請け合いです。
「いい時間とお酒」。ぜひお試しください。

#いい時間とお酒


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