生成AIを使ってMVを作成した体験談②|Sunoで曲を作る
はじめに
最近、生成AIを活用してミュージックビデオ(MV)を作成するという新しい挑戦をしました。
この記事では、使用した生成AIツールや制作過程、そして得られた成果について詳しくご紹介します。
前回の記事で、Geminiを使って歌詞を作ったことを書きました。
今回はSunoを使い、その歌詞を歌わせるという楽曲生成の過程について書いていきます。
作成した作品の紹介
Sunoを使った楽曲生成
Sunoの紹介
Sunoは、テキストプロンプトを入力するだけで、歌詞やメロディ、ボーカルを含む楽曲を自動生成することができる革新的な音楽生成AIです。
このツールは、音楽制作の知識がなくても、誰でも簡単にプロフェッショナルなレベルの楽曲を作成できるように設計されています。
Sunoは、特に以下の点で優れています。
高速生成:
ユーザーが入力した歌詞に基づいて、数分で音楽を生成します。
多機能なオーディオ生成:
ボーカルやバックトラックを含む楽曲を生成できます。
簡単な操作:
直感的なインターフェースで、誰でも簡単に使用できます。
Sunoの登録方法と無料で使えること
Sunoを利用するためには、まずアカウントを作成する必要があります。
以下の手順で簡単に登録できます。
公式サイトにアクセス:
Sunoの公式サイト(suno.ai)にアクセスします。
アカウント作成:
Discord、Google、またはMicrosoftアカウントでサインインします。
利用開始:
ログイン後、すぐにSunoの機能を利用できます。
無料プランの詳細
Sunoは無料で利用可能なプランを提供しており、1日に50クレジット(約10曲分)を使用できます。
ただし、無料プランでは生成された楽曲は非営利目的に限られます。
商用利用を希望する場合は、有料プランにアップグレードする必要があります。
自作の歌詞で作曲できること
Sunoは、ユーザーが入力した歌詞に基づいて楽曲を生成することができます。
日本語の歌詞にも対応しており、簡単にオリジナルの楽曲を作成できます。
以下に、実際に使用したプロンプトと生成された楽曲の例を紹介します。
使えるプロンプトの簡単な説明書き
Sunoを使って楽曲を生成する際には、以下のようなプロンプトを使用すると効果的です。
ジャンルの指定:
楽曲のジャンルを指定します。
J-Pop, Rock, Jazz, Hip-Hop, Classical,
Electronic, R&B, Country, Reggae, Blues,
Metal, Folk, Pop, Indie, Dance など
雰囲気の指定:
楽曲の雰囲気を指定します。
Catchy, Upbeat, Mellow, Energetic, Sad,
Happy, Relaxing, Intense, Romantic, Nostalgic,
Dark, Bright, Calm, Exciting, Dreamy など
特定の要素の指定:
特定の楽器やスタイルを指定します。
With piano, Acoustic, Female vocals, Male vocals,
High-pitched vocals, Low-pitched vocals, Group vocals, Solo performance,
With guitar, With drums, Electronic beats, Orchestral,
Synth-heavy, Minimalist, Vintage sound など
このようにプロンプトを入力することで、Sunoは指定されたスタイルに基づいて楽曲を生成します。
楽曲の生成
プロンプトと歌詞を入力したら、「Create」ボタンをクリックします。
Sunoは数分以内に楽曲を生成し、ユーザーに提供します。
生成された楽曲は、指定したプロンプトに基づいており、プロフェッショナルな仕上がりです。
楽曲のカスタマイズについて
生成された楽曲は、さらに「Edit Song Details」でカスタマイズすることが可能なようですが、有料版のサービスのようです。
ただ、無料版でも「Reuse Prompt」でプロンプトを再利用できるので、気に入ったものが生成されるまで、何度もガチャをひくことは可能です。
イメージ通りのものが生成されるまで、プロンプトを変えたり追加したりしながら作曲できます。
楽曲の保存と共有
最終的に満足のいく楽曲が完成したら、楽曲を保存し、共有することができます。
他の作品が公開されていることで、プロンプトを学ぶ教材にすることも可能ですから、気に入った雰囲気の楽曲のプロンプトをメモしておくと良いでしょう。
Sunoは、生成された楽曲をMP3形式でダウンロードする機能を提供していますので、SNSや他のプラットフォームで簡単に共有できます。
次の記事で、今度は画像生成にAIを使った内容を書いていきます。
にじジャーニーの紹介や使い方についても楽しみにしていてくださいね。
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