怒りの感情はなぜ起こる?
イライラ、怒りはどちらもない方がいいと思う。昨日、アドラーゼミを受講しながら考えた。イライラは、継続する感情 affect で怒りは、継続しない感情emotionだそうだ。怒りは、確かに怒り続けるのは、難しい。とてもエネルギーを要する。子育て真っ最中、怒っていられるのは、まだパワーがある時で、疲れてくると、怒るパワーがなくなり、怒れなくなる。そして、さらに疲れが増す。
アドラー心理学では、感情は目的があって、自分が選んでその感情を起こす。子供が私を怒らされたのではなく、私が怒るという感情を選んだことになる。本当か? 待ったなしで、その感情を人は選んでいるのだろうか?確かに、子どもが同じ行為、例えば、兄弟げんかをしたときに、無性に腹が立つ日と、「子供だから、そういうこともあるよね」と笑顔で見過ごせる時があるのは、子どもが原因ではなく、私に問題がある。私によるという事だ。相手は関係ない。
怒ることの目的は、この場合、喧嘩をやめさせたい、だろう。怒る目的は、静かにさせたい。相手をコントロールしたい。親としての体裁?など。
あげてみると、自分の勝手だなと思う。怒りは、自分のためなんだろう。
相手のためを思って怒るのは、嘘だと思っている。相手のためなら、怒り感情は必要ない。昨日、習ったこと、怒りが起こると言語能力が落ちるという話を聞いて、納得した。怒っているときは、同じ事を何度も繰り返して、相手が反論してきたら、「だって」と言い訳して、全く論理的でない会話になる。怒りは人をばかにさせてくれる。
怒りを使わず、相手といい関係を築くには、怒りをどうコントロールするか学ぶ必要がある。