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私たちの夫婦の話②モラハラだと気づいた日

私たちは6年前から別居しています。その経緯をここに書き残す事によって、今後の生き方を見つめたいと考えています。そして、私の経験が誰かの参考になればと願っています。

簡単な夫婦の歴史

1992年 同期として知り合い付き合う。
1994年 25歳で結婚
1998年 第1子 男子出産
2001年 第2子 女子出産
2003年 第3子 男子出産
2004年 家建てる
2009年 鍼灸専門学校入学 
2017年 別居

書いてて気づいた。今年で結婚30年だ!!!

結婚を機に寿退職し、専業主婦になったものの、暇すぎてパートを始めました。1997年に引っ越すまで、会計事務所の事務のパートを平日に、着物の着付けのパートを土日にしました。会計事務所を辞めてからは、派遣会社の事務を半年ほどしましたが、引っ越し、それから、2009年専門学校に入るまでは専業主婦でした。

そして、ある時、夫がモラハラだと気づいたのです。47歳、結婚してから、22年が経ってからです。

結婚当初は専業主婦が税金面や健康保険などで得だと思い、これといった専門性もなかったし、やりたい事もなかったので、専業主婦を選びました。夫もそれを望んでいました。夫は、それを男の甲斐性だと思っていました。
そのことは2人の間では合意でした。金銭的には決して裕福ではなかったですが、満足な生活は送れていました。

しかし、子育てのやり方については、夫と私の考えは全くといっていいほど違いました。夫は、子どもは分からないものだから、叩いて教えないとと言っていました。私は全く反対で、話して納得させてというやり方をしたいと思っていました。

夫は、外ではとてもいい人でした。私たちは、同期入社の新卒として採用され、3カ月一緒に研修を受け、その後それぞれの部署に配属になりました。その様子を見ていても、きっちり仕事はするし、人から物を頼まれれば断れない人でした。それが結婚の決め手の一つでした。優しい人。

結婚してみて分かった事は、人に心をなかなか開かない所があると感じました。友達は多くなく、自分から積極的にいくタイプではなく、どちらかというと私の方が社交的でした。

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