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私たちの夫婦の話⑫2度目の調停で出た離婚の話

昨日書いた2度目の調停では娘の大学の学費についての調停でした。私としては、離婚したら、子どもに手当てが出たり、医療費が無料になったり、市営住宅に優先的に入居できるなどシングルになると支援があるので、離婚した方がお得なのではないかという気持ちがありました。


それで、離婚するか、学費を払ってもらうかというのを請求する調停を申し立て実施しました。直接話す事はもう不可能だし、調停調書を作ってもらうのが後々安心だと思ったからです。

別居中や離婚した夫婦では子供の教育について話し合いが難しい事があるらしいです。私のケースでは、別居後私は夫に相談なく、インターナショナルハイスクールに編入し、カナダに留学もさせ、大学に入学するのも夫にお伺いを立てず、いきなり大学の学費と言われてもみたいな話になりかねないのだそうです。そうならないためには、いろいろ状況が必要です。例えば、両親ともに大学を卒業している。これはオッケー。2人で子供には大学の進学を望んでいた。これも、そのために学費保険をしていたのでオッケーという感じです。ですから、当然娘が大学に進む事は親としては望んでいたとみなされる可能性は高いです。その点は夫は反論してきませんでした。

その際に、離婚の話が出ました。しかし、今回は離婚調停ではないので、それはメインの話にはなりません。

私は、主張しました。離婚した方が得だとは思いますが、気持ちが離婚したいとは決められないのです。そして、息子は2年夫とは会っていません。もし離婚したら、一生会わないのではないかとも思うのです。

別居して半年くらい経った時、まだ息子が中学2年生の時、いきなり言ってきたのです。「おい、離婚すんなよ」と。驚いて私がなんで?と聞くと、「このままでいいやん」と言うのです。それ以上は聞かなかったですけれど、別居のきっかけが息子の不登校や発達障害などだと思っているのでしょう。

一方、夫の言い分は、
子どもが大学を卒業するまでは離婚しない。もし離婚したら子供の学費が払えなくなる。夫は会社には、単身赴任で他県に行っています。子供2人と私を扶養しています。ですから、もし離婚をしたら、単身赴任ではなくなり、単身赴任手当、家賃補助、年に何回か帰ってくる費用などが一切なくなり、扶養もなくなるため税金も増え、年間100万円以上収入が減るとのことでした。

それだったら、私も、離婚しないで学費を全額払ってもらう方がお得だなと思いました。

しかし、娘が3月に卒業します。子供が卒業したら、離婚するつもりでしょうか?夫の真意は分かりません。私はその為の準備をしておく必要がありますね。

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