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【インクルーシブ教育】校長は知らないのかも

インクルーシブ教育の求めるところは、障害のある子どもも健常の子どもも差別されることなく共に学ぶ事だと思います。そして、それには、その子に応じた対応が大切です。みんな同じがいいという多くの日本の義務教育で行われている事を考え直す必要があります。

しかしながら、その事を必要と思っていない教師もたくさんいるのではないでしょうか?インクルーシブ教育に向けて日本が動き出したのは、2010年ごろですが、息子が、中学の時、2014年~2016年ごろ、まだまだ、発達障害に対して、教師の理解がなかったです。

息子が中学2年生の終わりに来年度、特別支援学級に変わるかどうかの会議を開いていただきました。参加者は、中学からは、校長、教頭、2年次の担任、特別支援学級の担任、発達支援コーディネーターの先生、スクールソーシャルカウンセラー、外部から特別支援学校のコーディネーター、そして私でした。たくさんの先生方が、放課後時間を割いていただいた事は感謝します。

その会話の中で、息子が制服を着るのが困難で、体操服で登校を認めて欲しいという私の要望は受け入れてもらえませんでした。
特別支援学校のコーディネーターは、感覚過敏だから、それは、自閉症の特性だと訴えてくださったのですが、校長は、感覚過敏という言葉は初めて聞いたと言い、教頭は、この中学校に、感覚過敏の子はいませんと言いました。他の教師の方も黙ったままでした。私には信じられませんでした。認識のなさに、その後の会話も無駄に終わりました。

発達障害について勉強する時間がないかもしれませんが、目の前の生徒について知る事は必要だと感じます。
少しずつ、理解が深まる事を願います。そのために、保護者も感情的にならず、学校に伝える事が大切だと感じています。

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