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おやのことを思い出しながらお読みいただけたら…(と、うちのキッズに読ませたい)

親という字は
左に「立と木」、右に「見」で
立って木の上で見るのが「親」だ、と習ってきたがほんとのところは違うみたいだ。

左側の「立」はもともとは「辛」という字なのだそう。
「つらい」ね。
この字は「大きな針」の象形文字で、入れ墨や投げ針として使う針を表してて入れ墨するときの痛みから「つらい」という意味となりそれが味覚の「からい」になったのだと。

そして、その針を「木」が生えている林の中に投げ入れて針が刺さった「木」を切って作るものがなんでも位牌(いはい)だそうで、誰のお位牌かというと亡くなった自分の親の位牌となるんだとさ。

それを斧で切ると「新」という字。わぉー!
斤は、斧。
亡くなった親の位牌を「あらたに」作るというわけだ。

さらに「新」に草冠をつけると「薪」だね。
新しく神木として選ばれた木は祭りのときに燃やして使うので「まき」という意味に。うひょー!

「親」の左半分の意味がこういうことなのですよ。


では右。
右は「見る」
何を見るのかと言ったら、そうです、お客さん。左のものを見るのよ。
そう、親の位牌。
亡くなった親のことを思い出しながら、じっと見る、その字が「親」という字なんだってばよーーー!うげぇーすごいな、漢字。
そしてそこから、「したしい」という意味が生まれたんだそうだ。

驚いた、漢字の成り立ちの深さに。


このようにひとつお勉強したところで
これはぜひとも我が家の中坊に読ませたいな、と思い本日のnoteにしたためた次第でございます。


今日は帰宅したときに
オンラインゲーム機??から友だちとキッズのやり取りが聞こえてきたのよ。

こんな会話の、、、、やり取り、、、、。

友A「ナミは~?」
子「あいつまだ仕事」
友B「ナミはなんの仕事してんの~」

( ° _ ° )チ ─── ン
からの
ヽ(`Д´#)ノ ムキー!!
だね。

コラ、ナミ(あたい)とはなんだ!ナミとはーーーー!

まさかの呼び捨て、しかも友だちにまで呼び捨て(泣)

大人の、というか
親の威厳の無さを痛感したのでござった!

いつか位牌を見るのは君たちだぞーーーーと
今日のnoteのリンクを送ってやろーと思います。

なーんて書いたけど
わたしの「M子」(わたし母親)の扱い方と同じだ、と思ってね。

やっぱり子どもら親の背中を見てるのだね、と反省もしたよ。

位牌を見る、を心に
ご先祖さま(親たち)と
次世代(子どもたち)のはざまをこれからも楽しもうと思った1日でございました。

ちゃんちゃん。


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