子どもはお母さんを選んで生まれてくるという話を聞いて、少し救われた感があった話

というと、子どもがいるのか?と思われそうなタイトルであるが、
こちらは、アラフォー独身。当然、子どもなどとは無縁の暮らしを送っている。

結婚に興味がない訳ではない(むしろロマンチストで理想が高すぎる上に優柔不断過ぎた間に婚活相手としてはとっくに期限切れの年齢になった)。

ここまで来ると、人生に違う物語が必要になってくるのである。
昔から、普通のいわゆる「女の子」っぽくは無かったという自覚はあった。
性格もちょっと難ありな自覚もあった。
友達からも、「なみちゃんがお母さんになることが想像できない」と散々言われてきた。友人は私も当然結婚して将来子どもを持つだろうことを想定しての発言であったが。。。
実際、私には子ども産むという発想が欠落していて、自分が母になる姿なんて想像もできないというのが正直なところであった。

パートナーは欲しい。言い換えればパートナーだけ欲しい(笑)
ただ、本当に欲しいかと言われたら、最近はよくわからない。
老化によるものか感情が死んでいる。

それで、話は脱線したが、私はいわゆる都市伝説系のチャンネルを見るのが好きである。こやっきースタジオさんで、絵本作家の方が出演されていて、対談されていた。その時の話題が「胎内記憶を持つ子ども」の話題だったのだ。胎内にいた時の記憶から、遡って、その前はどんな状態だったのか、どういうプロセスを経てお母さんのお腹にやってきたのか。という質問をしていくと、答えてくれる子どもたちがいるらしい。

そこでいくつか、絵本作家さんの元に届いたDMが紹介されていた。
お母さんのお腹に来る前には、子どもたちは宇宙のようなところか、空のようなところにいて、モニターを見ているらしい。そのモニターで、お母さんを選ぶとのこと。この人の子どもになる!と。んで、どうやってお母さんを選ぶかというと、その女性から光の柱が出るのだそうだ。その光を見て、子どもはこのお母さんのところに行ったら、喜んでもらえそうだ。。。と言って、お腹の中に入るらしい。
中には光が出ない女の人もいるのだそう。

ここで2つ、普通の良心を持つ人なら必ず持つ疑問があるとのこと。
①幼児虐待される子どもはどうなのか?親を選んでいるとしたらどうしてそのような親の元に生まれることを選んだのか?
②赤ちゃんは欲しいのに中々できずに、不妊で悩んでいる人はどう解釈したら良いのか・・・

の2点である。②の方は、すみません、もうちょっとわかりやすい説明をされていたかと思います。

①に関しては、お母さんを守るためにその人を選んだと答える子がいるとのこと。ただ現実は厳しくて、お母さんを守れずに、自分が暴力を受けて死んでしまったりするケースが起こるということ。このDMを読み上げた絵本作家さんは泣いてらした。私も泣いた。

②に関しては、転生する時点で、「私はこの人生で、自由に好きなことをする!」と決めて生まれてきた魂もあるという解説されていた。今世では、子どもを持たない選択をして生まれてくるというのだ。

ふーむ。私はこの②に関しては、自分自身、少なからず少し救われた感覚を持った。こじつけかもしれない。都合のよい解釈として利用しているだけかもしれない。

ただ、私は今、やりたいことを思いっきりやらせてもらってきたこの人生は、ひょっとしたらそういうことを決めてきて生まれてきたのかもしれないということも少し感じている。

ありがたい時代に生まれて、海外にも行かせてもらって見聞も広められた。大学院にも行った。大学なんて無駄に3つも行った(笑)。富士山にも登った。学校の先生の経験もさせてもらった(ダメダメだったけど😅)。

いろいろなことに挑戦するたびに、「ひょっとしたら私は、勉強が好きだったけど時代のいろいろな制約やら戦争やら、病気やらで学べなかった先祖の人々が経験できなかった想いを背負って、こんなに学びの場をもらえてるのかもしれない。」とか。「富士山に登りたくても登れなかった人の思いを背負って登ったのかもしれない。」とか。そういうことを考えることもありました。半ば自分の意思だけではない何かに突き動かされる感じとでもいうのだろうか(笑)

結婚して家族を持ち子育てをして・・・
というような、真っ当な生き方をできない自分に絶望しそうになることもあるけれど、魂が今世では自由にやっていくことを選んで生まれてきたのかもしれないという「新たな物語」は、少しだけ救いを与えてくれたのであった。
魂の生まれ変わりがあるとしたら、この人生は「サバティカル」的な人生のターンなのかもしれない。だから、あまり深刻に悩まず、気負わず、挑戦し続けていく人生をこれからも貫いていこうと思えたのでありました。

機会があれば、パートナー・・・というのは諦めないでいたいですけどね😅

そんな訳で、久々に筆を執りたくなって書き連ねてしまいました。
ますますスピリチュアルってきてるなあと思います。

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