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教える人のハニラミメソッド

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私は英語教師です。自分の運営する教室、生涯学習センター、親子サークル、小学校などでほとんど全部の年齢の皆さんに英語をご指導しながら見つけたアイデアや考え方をシェアします。 もし… もっと読む
運営しているクリエイター

#自分らしさ

自分の働き方は自分で決める

 7年前。さて、いよいよしっかり仕事しようかな、と思った時に勤めに出るかその時にあった小さな教室を頑張って自分のボスになるかを考えた。まずボスになろう。私の性格上、多分フリーが合ってる。でも、それで立ち行かなくなったら、プランB。それも考えた。  お陰様で、7年後の今でも自分の好きなことを好きな様にさせてもらってる。どうせするなら、と自分の教室は全く自分色にした。それに共感してくれる素敵なスタッフも集まった。  そして何よりも私が発信する教室のこだわりを探して来てくださる

出来ない言い訳

 人は何かどうしてもしたいことがあったら、どうにかしてしようとする。時間を割いても、予定をずらしてもそれが出来る様に何とかするだろう。  でも、ちょっと気が乗らないものや面倒なこと、自信がないことは先延ばしにするのは人間の性。私はこれを敢えて自分に許している。  ただちゃんと認める分、出来ない言い訳をするのは止めようと思っている。自分の気が乗らないから後回しにしています。でも必ずする予定です、といつかの自分を信じる。そして実際、いつもある瞬間にタイミングが来て難なく波に乗る

自分で選ぼう

 私は過去に4年間、小学校の外国語(英語)活動指導員をしていたことがある。その際私の決め事は「絶対に怒らない」ことだった。表に出さないだけでなく、自分自身の心を常に凪にしておくこと。それを自分に課して守り続けた。  しかし、その中でたった一度だけ、涙が出る程腹が立ったことがあった。表には出さなかったけれど。  私が行っていた40程のクラスの中の、あるクラス。半分崩壊中。 崩壊クラスの特徴として、授業中に意味もなくニヤニヤとしている子どもがやたら多い。授業の内容よりも何かが

文化を作る

 子育て歴、夫婦歴共に20年になる今年。0から始まって20年共に暮らす家族の形を考えてみた。 言葉は文化 子どもがお腹に出来た時、ふとテレビを観ながら考えた。皇室の方々って、どうしてみんながみんなこんな話し方をするんだろう。 それまで考えたことのなかった「話し方」と人の性質の関連に思いを巡らせた。アメリカ人は生まれた時から英語の環境の中にあって英語を話す。私たちは日本語。それが当たり前だと思っていたけれど、その日本語の「話し方」って結構大事。それが自分をプロデュースするもの

一緒に考えよう

 以前にも書いたが、私の今年の目標は「自主的な人を育てる」こと。いわゆる「主体性を持って学ぶ人を育てる」という文科省の掲げる目標と内容は同じ。ただ、その本気度は違う。私はかなり本気だ。 「紙がありません」 先週したプリントの続きをしようと思ったら、生徒が一言 「先生、紙がありません」 家に忘れたのか捨てたのか、とにかくプリントが手元にないから一緒にプリントをすることが出来ない、と言いたいのだろう。言わずにジッと座っている子や叱られるかも、と黙ってやりすごそうとする子よりも少

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教える方のハニラミメソッド〜祝:100本目!今、子どもたちに必要なもの〜

私のyoutube動画記念すべき100本目は、私が今社会を見渡して感じることをお話ししてみました。 「学びとは?」というと堅苦しいですが、学びは興味の延長線上にあるのだ、ということを私自身が日々子どもたちの姿を見ながら感じています。  「自分探検」「自分探し」の習慣を子どもたちに。それには○○が必要ですね。

深い、深ーい話をしようか

 教室で毎日小学生と一緒に英語のレッスンをしている。 私の教室の特徴は「話したくなる」こと。その魔法を毎日かけ続けるのが私の仕事。  子どもたちにとっては週に一度、しかも一週間168時間の内のたった50分。だから約200分の1しかこの場所には来ないんだけど。でも、不思議とこの「場所」は子どもたちの中で「話を聞いてもらえる場所」になっている。  ある時は英語で教科の名前を復習しながら道徳が出て来たから突然頭ぐるぐるタイム。「道徳の授業って、海外の人に話すとびっくりされるの。な

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HSP・HSCってご存知ですか

今回は最近本や動画、テレビ番組でも取り上げられているHSP(Highly Sensitive Person人一倍敏感な人:HSCはchild)についてお話しします。これを知ることで、指導が楽になります。接する方ももちろん当事者の本人も、ずっと楽になると思います。  でも私がこのHSPの話をしようと思ったのは、「困りごと」があっても人に頼れない、困っていることを隠す人が多いことに気付いたからです。もっとオープンに困っていることを話したり知ったりすることで、お互いが楽になりますし、自分自身を知ることや理解することは一生を通して大切なことです。

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英語の前につけたい力とそのトレーニング法

今日は英語の前につけたい力をお届けします。実は英語の文法や語彙はある程度学校で学んだ日本人の方々は持っています。が、なぜそれが使えないのか。  それは「心を開いて話す力」なのです。心を開くとはどんなことでしょうか。それは○○を知ること。動画を見て、日々の生活の中でできる楽しいトレーニング、取り組んでみてくださいね。  お子さんや生徒さんとの信頼関係を築く一つの方法として、是非楽しんで取り組んでみてくださいね。

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自分らしい子育て・クラス作り

今日は自分の子育て、そして先生として自分の「軸(本当に大切にしたいもの)」を守るために私がしてきたこと、気付いたことについてお話をしました。特にママ友との人間関係に悩む保護者の方々や、自分の子育てや指導に自信が持てない方々に届くといいな。 「自分らしさ」とはよく言われますし、子どもたちにも「自分らしく」いて欲しい。でも私たちの周りにはいろいろな「空気」がたくさん満ちています。全部吸い込んでしまうと、自分らしさとは程遠い自分になって戸惑ってしまいますね。  お子さんや生徒さんとの信頼関係を築く一つの方法として、是非楽しんで取り組んでみてくださいね♪

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会話の多い環境を作ろう

今日はおうちでも教室でも学校でも。ちょっとした会話が弾みやすいアイデアをご紹介します。 普段会話が苦手、と言われる方はちょっとしたハードルになってしまうかも知れませんが、自分が「話す」というよりは相手が話す「きっかけを作るコツ」だと思ってみてください。そして相手が話し始めたら、じっくり聞いてあげてくださいね。 「聴く」ことは「話す」よりもハードルも低いですが、相手に与える安心感は大きいのです。

夢に大義名分は要らない

 子どもに夢を語らせてそこから進路を探る、という教育の一つの方法について以前書いたことがあるが、先日友人との語らいの中で更に面白いことに気付いたので、記しておく。 自分のために始めたこと 友人が私に「なぜそんなに発信し続けるのか」と尋ねた。私はそこで一言「伝えたいことがあるからかな。」と答えてみた。 以前の私ならばそれで良しとするのだろうが、なんだかその小さな違和感が気になって訂正した。 「いや、多分自分の頭の中で考えたことがずっとここにあるのが気持ち悪くて、書いちゃうんだ

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教える人のハニラミメソッド〜なぜ英語を学ぶのか〜

「英語を学びたい」という言葉の裏には、どんな気持ちがありますか。受験のため?試験のため?もちろん「しなければいけない」からするのでしょうが、それ以上に英語で広がる可能性は大きいです。「しなければいけないから仕方なく」それにプラスして「英語を習得したらこんなことが出来る!」ということを子どもたちに見せて感じさせて、学びのモチベーションにしたいですね。その方法と考え方をお伝えします。

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みんなで教育をアップデートしよう

「宿題は多い方が良いですか」「塾には行かせた方が良いですか」という問いは、先生方にもおうちの方々にもどちらにも度々尋ねられることです。それにお答えしています。 教育をデザインする力。自分をデザインする力。実は奥深いお話です。  学校や教室、塾の先生だけでなく、家庭で英語を教えたい、子どもとの接し方を工夫したいと思っておられる方々に。 心に寄り添うハニラミメソッドをお届けします。  ラジオの様に何か作業をしながらゆるゆるっと聞いていただけるとありがたいです。