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小学生の頃、同じクラスの男の子が引っ越した。 その理由が「喘息のため、もっと空気の良い場所で暮らす」というもの。もちろん彼がいなくなるのは淋しかったけどその理由がとても素敵だと思ったのを覚えている。 彼の空気は本当に物質的な「空気」を言っているのだろうが、日本で何より大切にされている精神的「空気」のことも考えた。大人になって感じるのは、その場その場に独特の「空気」があるということ。 それが強烈であればある程、合う人合わない人が出てくるだろう。目に見える病ではないが、それは
小学校の卒業前の「感謝の会」とやらに立ち会う機会が何度かあった。その中で父親や母親への感謝の気持ちを述べる手紙を全員の前で読むというクライマックスがあるのだが、そこで感じたことを書いてみる。 12年各家庭で育ってきた子どもたちが、どういった言葉で親に感謝の気持ちを伝えるのか、興味があったが期待とは裏腹に意外な部分での驚きがあった。 ほとんどの生徒が同じ家庭で育ったのか、と想像してしまう程コピーペースト的(複写したかの様:以下コピペ)に同じ言葉だった。恐らく先生が例に出