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英検のリスニングテストで大失敗!?やってはいけないこと

こんにちは^^なみのリズムのアサコです。

英検受験は中学・高校生に人気ですね。
英検を持っていれば、大学によってはAO入試の受験資格になったりと、取得しておけば何かと便利な資格です。

(最近はベネッセの「GTEC(ジーテック)」を受験させる高校もかなり増えてきましたが、GTECに比べると、英検の方が解きやすいのではないかなと感じます。)

さて、受験間近になり、リスニングの問題で苦労している人もいるのではないでしょうか…?そんな人のために役立つかも?な記事を今日はお届けします。

(以下、旧サイトの過去記事の再掲載になります)

先日のことですが、英検のリスニングテストで大失敗した!!という生徒さんがいました。筆記は結構できるのに、リスニングがどうにも苦手。それでも過去問を解けば半分くらいは解けていたので、筆記でカバーすれば合格できるだろう、と予想していました。それがふたを開けてみたら、なんと、リスニングで20%位の正答しか出せなかったのです。

いったい何が起きたのだろうと、テストを受けたときのことを詳しく聞いてみました。そうしたら、「いつもとは違う解き方をした」、とのこと・・・。

一体、何をしてしまったのでしょうか。

筆記が早く終わって、大分時間があまったんだそうです。そこで、リスニングテストが始まる前に、先に選択肢を読み込んでおこうとしました。そうすることで、苦手をなるべくカバーしようとしたのだと思います。

そこで、彼女は選択肢の概要を日本語で余白にメモをしたのです。

一見悪いことではなさそうですよね。日本語でメモをしておけば、楽に理解できそうな気がします。でも、それをすることで、彼女はかえって問題が解けなくなってしまったのでした。結果は、10問中2問正解というズタボロなレベル。いつもは10問中6問とか、よければ7問正解できていたのに、です。

ここからは私の推測ですが、日本語でメモをすることで、かえって混乱してしまったんだと思います。「英語で音声を聞きながら日本語のメモを読む」という状況になったことで、逆に脳に重い負荷を与えてしまったのではないでしょうか。

英語を聞いているときは、日本語は考えないほうがいいです。一度に2言語を処理するのは、慣れていないと、脳にとって大変だからです。それがスムーズにできるのが通訳の方ですから。

長文読解の場合であれば、日本語でメモをするのはOK。英文を理解する上で役に立ちます。でもそれは、英文を読み返す時間があってこそ。リスニングの場合は1回しか読まれないから、とにかく時間がないんです。スピーディーに回答しなくてはいけないときに、処理に負荷のかかることをしていたらダメですよね。

それと、本番でいつもと違う解き方をする、というのは絶対にやめるようにしてください。それで失敗してきた人を何人か見ています。共通テスト本番でいつもと解く大問の順番を変えて失敗した人とか、結構いますよ!

練習で解き方を変えてみて、結果を分析するのはOKですけど、本番でそれをするのは避けた方がよいでしょう。

最後までお読みいただき、ありがとうございます。

これからも役立つ記事を届けてまいります。
今後ともよろしくお願いいたします^^

それではまた!

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