○✕△▢年

日記形式の小説。(フィクション)

5月27日
ママから電話。お兄ちゃんの結婚式の準備は??とのこと。お姉ちゃん電話に出ないし、メッセージ返してこないっていう愚痴。大事な要件なのだからこういう返信は無視せずにちゃんと返しなさいと久しぶりに説教された。つうかわたしじゃないじゃん。

5月28日

キャンパス内でサークルのポスターが貼ってある掲示板を眺めてたら、歴史研究のサークルの人に声をかけられた。昔読んでた漫画のタイトルを言われて、意気投合してしまいお茶をすることになった。先輩だし、嫌な人には感じなかったから。正直に、語学関連のサークルを希望しています。と話したらいろいろと教えてくれた。留学の話をしたら短期留学やホームスティをすすめられる。その先輩が言うには、留学はもっと年齢を重ねてかあでもできるかもしれないしと教えてくれた。確かにいきなり長期の留学をするよりも、短期の語学留学でその国の環境を知って慣れておくのも悪くないかもしれない。

5月29日

多忙のためにかけなかった。

5月30日

今日は彼氏と出かけた。横浜デイト。あたり前だけれどカップルだらけ。夜中に帰ったら、物音を立ててしまってお姉ちゃんに怒られた。どうやら明日仕事で朝が早いらしい。ほんとかな???なんてね。お土産に横浜名物の豚まんを買ってきたから許してほしいな。

5月31日

帆奈から久しぶりに連絡。彼氏を交えて、一緒に食事することが決まった。帰るの面倒だから泊っていくことになっている。久しぶりに、友達と買い物して、いろんな話ができる。佐和ちゃんにも連絡したけれど、バイトが入っていて無理で来られないとのこと。萌衣はなんだか彼氏ができた感じで、誘っても最近付き合いが悪い。

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編集後記

今回も1000文字超えてないので、無料での公開。10代の終わりなんて一番楽しい時代。わたしはこのころから本当の自分というのを徐々に理解し始めてきた。まだまだガキっぽさはあって、今思えばバカだったなって思う事ばかり。もし、何らかの奇跡が起きてわたしの過去に戻れるなら…何をするだろうか…。日本を離れるために努力してる最中かもしれない。海外に興味があるところは、衣里との共通点を持たせてみたけれど、後はほとんどできなかったことを創作の世界で楽しんでいるような感じかな…。


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