5月 新人スタッフの指導員拝命
「機械工学専攻のYくんが新しく我々のグループに配属されます。
Masamiさん、彼の指導員をよろしくお願いします。」
個別に事前通知のあった、新入スタッフの指導員の指名がグループミーティングでなされました。
新人の採用が控えられていた時期があったり、私自身が留学で2年間実務を離れていたこともあり、
私にとって、指導員という立場は初めてになります。
ミーティング中、8年前、自分の指導員をしてくださったKさんのことを思い出していました。
Kさんは、偶然にも自分の専攻の先輩であり、私の入社年次のリクルーターでもありました。
OB訪問の際にも、”異彩”を放っており、Kさんのいる会社について知る為に、個人的にメールのやり取りを少なくない数させていただきました。
”地頭”という表現を使うのが好きな方で、単にスマートではない野心家の方でした。
そんな私が本当に偶然にKさんの指導のもと、入社1年目を過ごせたことは、非常に幸運だったと思います。
Kさんから言われたのは、僕が一年目にアサインされた□□プロジェクトでの仕事の仕方であり、
「Masami(〇〇グループの私が配属していた部署)は、□□PJで仕事してるわけだけど、そこにいる存在意義ってなんなの?」
という言葉でした。
いきなり存在意義を問われるとは思っていなかったので当時の私には手厳しい言葉で、おかげでいまでも鮮明に覚えていますが、
意識レベルは格段に上がりました。
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さて、自分がKさんと同じやり方をするかというと、私は違うやり方で新人スタッフと向き合うというのが結論ですが、
新人スタッフにとって、指導員の影響力は非常に大きいことは間違い事実であり、彼のこの会社での人生を左右しかねないという気持ちで取り組む決意をしました。
違うやり方が良いと判断したのは、私とYくんのバックグラウンドが大きく異なるからです。
具体的な向き合い方については、次回以降に。
(続く)
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