「新しい時代を作る人達」 インタビューを受けて

昨年10月、「新しい時代を作る人達」という形でインタビューを受け、そのインタビュー動画がRerise-newsというサイトに紹介されました。
https://rerise-news.com/science/masami_munehira/

動画そのものは長いので、今回は3分で読めるように文字起こし。
合計5つの質問に答える形で、自身の活動のビジョンや背景について明らかにしています。


Q1.どのような夢やビジョンをお持ちですか?

堅く表現すると、「日本の科学技術力の地盤沈下を止めること。」
その結果、次世代が伸び伸び活躍できる社会をつくることを夢見ています。
プライベートの面では音楽が好きなので家族バンドの結成です。


Q2.それを具現化するために、どんな目標や計画を立てていますか?

逆算して人生ステージを設定しています。
具体的には
1.MBA留学偏
2.Change Agent編
3.新規事業開発編
4.次世代事業確立編
5.エコシステム構築編
6.Deep Issue解決編
と展開する予定をしていて、
5章:エコシステム構築編、6章:Deep Issue解決編になると、所属企業の枠は超える活動となるので、Social Change Agent という気概と覚悟で家族共々生きています。
私の思い浮かべるエコシステム構築ができると、特にPhDホルダーの皆さんの待遇が改善され、科学技術深化に熱量を持って取り組める若者が増えてきます。


Q3.その目標や計画に対して、現在どのような活動指針を持って、どのような(基本)活動をしていますか?

もの・人・お金それぞれに対してアプロ―チが構築できると、企業活動はうまく歯車がまわるのではないだろうか?という仮説があり、
今は現業でMOT(Management of Technology)を実践しながら、人や組織に対してのアプローチを磨いています。
それがChange Agent活動で、組織のエンゲージメントレベルを高める施策をデザインし、文化レベルが高まっていく様子を記録しています。
文章を書くことは非常に大切だと思っています。
・文章化することで自分自身の理解レベルがわかる
・自分が与えられた一生のうちに出会える人は限られている。
・これまでの業務とは全く違う速度感で、信用・信頼を得ていく力が求められる。
と思っていて、自分の考えをまとめたエッセイやレポートは威力を発揮します。
この3年間でNoteを70本ぐらい書き上げていて、定期的に校正しながら
構造的な文章を書く力をつけようとしています。
組織開発を実施する上でも、文章力や国語力は大事だなと実感しています。

Q4.そもそも、その夢やビジョンを持ったきっかけは何ですか?そこには、どのような発見や出会いがあったのですか?

第一子を22歳で授かったことが大きいと思います。
海外MBA留学は自分と子供の選択肢を広げるために、一度しかない一生を楽しむために志しました。
MBA生という肩書を最大限生かして、いろんな方と交流する中で、Social Change を掲げる岡田兵吾さんや、DeepIssueを解決しようとする丸さんに出会いました。
パラレルキャリアという言葉を知って、自分の趣味である音楽(ピアノを弾く)ことを趣味ではなく1つの外向きのキャリアとして認め、心おきなく弾く自分を許しました。


Q5.その発見や出会いの背景には、何があったのですか?

勇気をもって行動すると、次から次への人の縁が繋がっていき、はじめには想像しなかった人物に辿りつくような経験を身をもって体験したことが大きいと思います。フットワークの軽さを手に入れると、興味の対象も、その周辺の知見の習得速度も指数関数的に高まっていきました。
ツイッターにも自身の興味・関心の推移を示していますが、
物理→化学工学→触媒→光工学→品質工学→料理→MBA→音楽理論→組織開発→心理学→脳神経科学→脳腸相関→原則主義→哲学→社会学→国家論→免疫学→公衆衛生→俳句→生物模倣→発声→表面処理→粉体→PhD→数学
という感じで、MBAを卒業してからの2年間(2020年12月で2年)での広がりが大きいです。アナロジー的思考というものが好きで、一見全く異なる分野同士が繋がる瞬間に知的な喜びを得ますね。そのような発見が積み重なっていくうちに、動けるようになってきたのだと思います。

以上です。

6章を書き上げるのはいつになるのかな。
定期的にNoteを読んでくださる皆さま、引き続きよろしくお願い致します!

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