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会津総鎮守 伊佐須美神社

御盆明けの会津旅。

ここ10日間くらい
雨や曇りの天気が続いていたので

今朝の抜けるような青空は
特別澄んでいて

眩しい陽の光は
夏の名残の緑の青さを
さぁ楽しめと言わんばかりに
キラキラと輝かせてくれていた。

昨晩は会津東山温泉東鳳に宿泊。

東山温泉を代表する老舗旅館


極上の天空露天風呂とサウナで
最近の心身の毒がすっかり
取り払われた気分だ。

朝の気持ち良い青空と澄んだ空気が
なんだかもったいなく感じて

朝イチで訪れようと思っていた
新撰組展@福島県立博物館を
予定変更。

朝イチで訪れたい場所といえば、そう。
神社仏閣だ。

会津の神社仏閣を
これまでほとんど巡ったことがなかったので

Googleで「会津 神社」と検索。

トップに出てきた『伊佐須美神社』に
目的地を決めた。

HPによると、
なんと「会津の名発祥の地」というほど
会津の歴史にゆかりある場所だそうな。

これは期待が高まる。

車で20分ほど西に向かい、到着。

堂々たる赤鳥居

会津美里町にあるこの神社は
平成20年に本殿が焼失してしまい
今は小ぢんまりとした佇まい。

ただ、それを囲む杉木、御神木、灯籠、
そして楼門が
その歴史の古さと威厳さを
十分に
物語っていた。

西暦552年創建との記録
立派な楼門がお出迎え
境内側には狛犬の姿

東側にもしっとりと静かな参道がある。
個人的にはこちらの方が
静かで好きかも。

東の川側にも古い参道。
手水舎(てみずや)もある。古めかしさがいい。

表参道側の御守り販売所では
売り子さんが参拝者に声をかけては
懸命に御守りの御利益を語っていた。

鎮護国家が謳われた時代は
国を挙げて神仏に献金してきたけれども
今はそうはいかない。

地域に遺る貴重な文化財として
そして観光資源として
行政から援助されないことには
あるいは民間のお金持ちの方にでも支援されないことには
社殿の再建は難しいのかな。

会津総鎮守の名にかけて
社殿が再建されることを切に願います。

今度は菖蒲の時期に来よう。

再建応援の意味で、御朱印帳もゲット!
夏の涼も楽しめました♪

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