養生って、具体的にどうすんの?
もう最近、私の中のトレンドは
ずっと「養生」「中医学」で
埋め尽くされてる今日この頃です。
知れば知るほど
「中医学/人の体っておもしろ〜い!」
という気持ちが湧いてきます。
でも、最初に養生に出会ったときは
「養生が大事なのはわかったけど、
じゃあ具体的になにすりゃいいの?」
と思っていました。
調べれば養う方法は数多くあれど、
その人の体質や環境によって
合うかはわからないのが本音。
自分の体質に合う方法を選ばないと
健康のためにやってた事が
実は逆効果だった!
という事態もあり得るのです。
かなしい。
ですが、
そもそも養生の基本とは
「余計なモノをやめる」ことから
始まるのだそう。
私はつい「養生」と聞くと
真っ先に「体にいいことをする(足す)」と
思い浮かべてしまっていたのですが、
まずは
「不調となる原因を取り除く(やめる)」こと!
これが大事なのだと知りました。
でもたしかに……。
考えてみればそれはそう。
頭痛も、肩こりも、不眠や胃腸の不調だって。
何もないのに突然起こったりするものではなく、
それらの不調が起きる原因や、
不調を招く習慣があるからこそ
体のサインとして不調が表れているんですよね。
だからまずは「引く」こと。
たとえば、
胃腸の不調がでたら、
胃腸に負担をかける行為をやめる。
例)暴飲暴食、冷たいものを摂る、早食いなど…
不眠気味なら、
不眠を助長させるような習慣をやめる。
例)夜食を食べる、寝る直前に携帯をいじる…など
そして引いて不調が改善されてきたら、
その上で「体によい習慣を足す」。
言葉にすると、なんかもう
「そんなの当たり前じゃん!!!」
とつい思ってしまうんですが、
じゃあそれって出来てる?と問いかけると
おもわず沈黙が広がります…。
普段の【習慣】はそれをするのが自然すぎて、
改めて考えるのって難しいですよね。
なので不調がでたら、
まずは「最近不調を招くことやってたかな〜」と
振り返るのがポイント。
ちょっと最近暴飲暴食してたわ〜とか、
つい夜更かししちゃってたわ〜とかは、
分かりやすいですし、改善しやすいです。
自分でも
「ちょっと体に負担かけてたかな」と
思えることがあればこっちのもの。
一気にやめることができなくても、
負担を少しでも減らすことができたらOK!
もし、振り返っても
「原因が自分ではわからないかも…」
と思うなら、そのときは餅は餅屋!
一度、漢方薬局で相談してみるのも
おすすめですよ。