先延ばし【ステータス:毒】状態は小さな波で乗り越える
先日、携帯のプランを変えました。
携帯料金を見直して「なんだかもっと自分に合ったプランがありそうだぞ」と思い、回線を乗り換えたのです。
リサーチする段階で回線が弱い…という意見もありましたが、「ダメだったらまた別会社に乗り換えよう」と軽い気持ちで乗り換え。感想は「通信速度は遅いけど、気が狂いそうになるほどじゃない」くらいでした。
よっしゃ。
無事携帯の回線を乗り換えた。
めでたし、めでたし。
だけど、「携帯のプラン変えたいな〜」と思ったのは実は今年の1月辺りのこと。
なんと半年以上も先延ばししていたんです。
いやね、もうちゃっちゃと換えようと思ってたんです。本当。
なんなら、一度乗り換えのために来店予約までしてたんです。
ネットで回線つなぐのは「うまくできる気がしない…」という気持ちから、もうスタッフさんにやってもらおうって。
実際予約した日、お店に行くまではよかった。どうしても必要な「本人確認証」を持ってくるのを忘れるまでは。
ネットで予約して、お店に足を運ぶまできたのにそれ忘れる…?ええ、そんなんある…?
あったわ。
結局その日は乗り換えできず。すごすご家に帰ったのでした。
そこからまた改めて予約を取り直して、今度は忘れずに「本人確認証」を持っていくなり、もう覚悟を決めて全部自分でネットで済ませればよかったんでしょうが。
もう面倒くさくなった私はそのまま放置をしました。
半年以上のあいだ。
そこでいい意味で「面倒だし、今のプランでい〜や!」と諦めればよかったんでしょう。けど、私といえば「携帯プランかえなきゃ…」とずーっとうじうじしてました。
なにか予定を決めるとき。
スケジュール帳を開いたとき。
ずっと「携帯 プラン 乗り換える」が頭の片隅に残ってる状態。
緊急ではないけどやった方がいいタスク。それがずっと保留されてるのってメンタル的に良くないんだな〜ということを学びました。
じりじりと、だけど確実に削られていくメンタル……。そして追い打ちをかける「さっさとやれ」「今日もやってないじゃん」という自分の内なる声……。
一つ一つのダメージはそこまでデカくないけど、毎ターンごとに着実に体力を削っていくイメージ。
ポケモンのゲームで例えるならそう……『ステータス:毒』状態!!
『毒状態(先延ばし)』を解除するには「毒消し(ちゃっちゃと行動する)」しかありません。
実際、重〜い腰をあげて行動したら「アレ? こんな簡単に済んじゃうの?」と拍子抜けすることってありませんか?
私は今回の携帯の乗り換えがそうでした。
人って目の前の「問題」を大きく捉えすぎちゃう癖があると思います。問題が大きく見えれば見えるほど、それをやる労力を考え、結果面倒くさ…と行動が遠退いてしまう。
なら【問題をできるだけ細分化して、小さく行動できる状態にしておく】。
これをまずしておくと、最初の「面倒くさ…」を乗り越えられる確率がぐんッと高まります。
そして小さくても行動できると「早くやらなきゃ…」のうじうじ状態から解放されるので、メンタル状況が上向きになればこっちのもの。あとは勢いに乗って「完了」まで行動するだけ!
最初の波をいかに簡単につくるかがとっても大事。
ポケモンだと【毒状態】を放置して結果的に瀕死になっても、すぐ回復できる道具はあるし、ポケセンに駆け込めば一発回復!なんですが、現実はそうはいきません。
しかもメンタル瀕死になっても結局自力で回復するしかないのが辛いところ。
やらなきゃいけないことって考えるだけでも面倒くさいですよね〜。
でも【毒状態】になったらもっとしんどい。
だからとにかく、そしてなるべく面倒くさくない方法で早く手を打つ。
最初の小さな波乗りができたら勝ち確ですのでね!