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ゆるく楽しむのが『養生』のコツ

こんにちは。

私は体調不良をきっかけに
「中医学」と「養生」に興味を持ち、
現在勉強中です。



一人でも多くの人に
「中医学」「養生」を知ってもらいたいな〜と
noteを書き始めました。


今回は、「養生」を続けるコツ。
ゆるく楽しむことについて書いていきます。


・なぜ「ゆるく」なのか?

私の目標は
「ゆる養生」で毎日を元気に過ごすなのですが、
この「ゆる養生」に設定したのは訳があります。


何故なら、健康でいたいがために
真面目に取り組みすぎてしまった経験が
あるからです。


健康のために真面目に取り組むことは
いいことですよね。

実際、真面目に
「食事管理」をしたり、
「7時間睡眠をとる」ようにしたり、
「運動を毎日30分する」と決めて取り組んだら、
ぐんぐんと体調が良くなりました。


いい事だらけです。


養生を実践して、
少しずつ体調が良くなっていくのが嬉しくて、
そのうち私は取り入れた「養生」のルーティンを
厳格に守ろうとしました。

ですが、
「甘いものが食べたいけど
食事管理してるから食べれない」


「友人とのご飯がなんだか楽しめない」


「今日のノルマの運動しなきゃ」


「早く寝なきゃ。
じゃないと7時間睡眠がとれない」
など。

結果、守ろうとすればするほど、
自分を追い詰めてしまったのです。


・これらが続くと…

心身の健康のために取り入れた「養生」。

しかし、厳格にやろうとして
追い詰められた私の心は次第に
「〜〜しなきゃ」に埋め尽くされていました。

健康に良いことをしているはずなのに、
なぜだかモヤモヤする…。


しっかり食事管理をしている自分より、
とくに管理もせず好きに食べてる友人の方が
健康そうに見える。


毎日のノルマを設定したけど、
運動をするのがしんどくなってきた。

やっている行動は『養生』につながるものだけど、
本当の『養生』からは遠く離れていっていました。

なぜなら、『養生』は体の健康だけでなく、
心の健康も大切にするからです。


・心の「養生」も大切

追い詰められた私は
何が足りないんだろう?と
中医学や養生に関する情報を集めました。

ふと、Twitterで中医学の情報を
発信してくださる先生のつぶやきを見て
ハッとしました。

私に必要なのは「足す」ことじゃない。
「引く」こと。
そして「ゆるめる」ことだったんだ!

中医学は心と体の全体をみて、
バランスをとる医学。

私は「体」ばかりをみて「心」をみていなかった。

本心では「好物も食べたい」
「運動もたまに休んでのんびりしたい」
と思っていたにもかかわらず、
ずっと心の欲求を無視していたのです。


・楽しみながら日常に取り入れる

健康のために、と頑張るおかげで
最初のうちはぐんぐん調子がよくなりました。
しかし「〜しなきゃ」に心が埋め尽くされた途端、
それは苦しいものに変わり、
体調も良くなるどころか悪くなっていきました。

心と体はつながっていて、
どんなに体に良い行いをしても
心の状態が悪ければ体も不調へと
引っ張られてしまうからです。


今の私は心と体のバランスがとれる
『養生』を意識しています。


日頃の食事は体に負担の少ないものを。

そして友人とのご飯やたまのご褒美には
気にせず好きなものを食べています。

私の大好物は甘いお菓子ですが、
砂糖たっぷりのお菓子は
どうしても体の負担になってしまいます。

体には負担になってしまうかもしれませんが、
自分の好きなものを食べるのは
立派な「心の養生」です。


だから「ダメ!」とすべて
禁止にしてしまうのではなく、
自分が心地良く過ごせるルールを設ける。


日々を健康に。
だけど楽しむ「ゆるさ」を残しつつ。
楽しむ「ゆるさ」は人それぞれです。

体を労わりつつ、
「心」のこれがしたい、
これが食べたいの声もしっかり耳を傾けてみる。


それが毎日楽しく過ごす「コツ」だと学びました。