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#1 漢方とは

「漢方」ってそもそも何?
漢方=とにかく苦くて粉末の茶色の薬でしょ?っていうのが私の第一印象でした。

もちろん、漢方の中には「漢方薬」も含まれていますが、それだけではないことを勉強を通して知りました。
今回は学びのアウトプットとして、まず初めに「漢方」について書いていきます。

「漢方」=「漢方薬」ではない!

まず初めに漢方・中医学の勉強をして驚いたことが、「漢方」=「漢方薬」ではない、ということ!

え、じゃあ「漢方」ってなんなの?という説明に登場するのが「古代中国医学(中医学)」です。

中医学とは自然哲学に基づいた中国の伝統医学を指します。

漢方の起源とは?

漢方の起源とはこの「中医学」であり、仏教伝来と同じく日本に伝わり、日本の風土や気候、性質にあわせて発展したものとなっています。


漢方に含まれる要素

冒頭で「漢方」=「漢方薬」ではない、と書きましたが、正しくは「漢方薬」「鍼灸」「あんま」「気功」「薬膳」なども含まれています。

漢方とは「東洋医学」「薬学」「養生学」の要素をすべて含むと考えます。

本質とは?

漢方が重要視しているのは、人が本来備えている〈生命力〉〈自然治癒力〉を高めていくことです。このふたつを高めると、不調になりにくい体、また不調になっても早く回復することが出来ます。

つまり、漢方とは自らの〈心〉と〈体〉を管理し、病気を未然に防ぐための知恵……「予防医学」が漢方の本質となります。


次回は漢方の特徴についてもう少し詳しく書いていきます。