7億の宝くじを当てたい
熱い思いを迸らせたフォロワーの記事をいくつか読んだので、私も書くことにしました。
正直、熱量は低い
創作に対して真摯な人を見かけると、尊敬すると同時に自分が恥ずかしくなります。なぜかというと、正直、私はそこまで真摯に執筆活動に向き合っていないからです。
私生活が忙しかったり、逆に満たされていても、私の執筆意欲は低下します。
そのくらいの熱量なのです。
小説執筆に専念したいとは思いません。
一つのことに全力を尽くすのは、それが無くなった時にしんどいからです。私の場合、逃げ道(もしくはセーフティネット)があった方が安心して物事に取り組めます。
中学で母が亡くなってから中高引き篭もりをしていた私が薬剤師になったのも、人生のセーフティネットになるからです。
そんな性格なので、物事に専念したいとは思いません。趣味の一つとしてなんとなく続けられたら良いなと思っています。
それでも書きたいものはある
専念したくないと言いつつも、書きたい話はあります。所謂、自給自足をしたいのです。
実は以前、マイナージャンルで二次創作をしていた時期がありました。小説を書いたり、イラストを描いたりです。
無ければ自分で書けの精神はこの時に培われたと思います。
自給自足なら適当にカクヨムで垂れ流しておけばいいじゃん。公募とかコンテストに参加する必要なくね?と言われたらその通りです。
じゃあどうしてと言われると、他人の金で本が作りた過ぎるからです。
あわよくば書籍化したい!!!
ですが私のことなので、5年10年芽が出なければ、応募するのは辞めるんだろうなと思っています。
書籍化したい理由
7億宝くじ並みの夢を語って良いのなら、書籍化して表紙を作って欲しいデザイナーさんがいます。
鈴木成一さんです。知っている人もいるかもしれません。著名な装丁家の方です。
万が一私の小説が商業出版されたとして、その一冊の装丁が鈴木成一先生であれば、もう以降は書かなくても良い——そのくらいに思っています。
鈴木成一先生を初めて知ったのは中学生の頃でした。母の本を担当してくれたのがきっかけです。
生前闘病中の母が最期に本当に好きなものを書いた小説(遺作となりました)、先生が作ってくださった表紙のピンクのキャデラックに目を奪われました。
正直アメ車は好みではなかったのですが、この表紙を目にして以来、キャデラックだけは特別になりました。
私が商業出版したい理由は、鈴木成一先生に装丁してもらって、母の本と並べて飾りたいからです。それだけです。
他の人達と違って、小説がめちゃくちゃ好きなわけではありません。母が亡くなってから本を読めなくなって、読書量も皆さんに比べてだいぶ少ないです。
それでも、7億円を夢見て宝くじを買うような感じで書いていたいのです。まあ、宝くじを買ったことはないのですが……。
先日、初めて宝くじを買った
宝くじというか、初めて公募に出した話です。
小説野性時代新人賞に出しました。その話は下の記事でしています。
今回はエンタメ小説でしたが、自分が書きたいと思っているのは本当にラノベか…?と最近よくわからなくなっています。ラブコメはおろか、ラブの部分も薄いんですよね…。
上の記事でも書きましたが、実際にラノベ賞に出してダメダメなら一般文芸の公募勢になります。多分。
本当は母みたいににミステリだったりハードボイルドなものを書きたいのですが、今の私には無理すぎるので、そこは諦めています。
というか虚弱体質で母子家庭で貧乏で高校大学と大学を奨学金で出て公務員薬剤師になって佳人薄命な人が、何でハードボイルド書いてたんですかね…。このことを思うたびに、作家は経験してないことも書けるんだなぁとなります。
いつかデビューして書けるようになったら、別名義で母の筆名を使いたいなとこっそり思っています。もしくは子供の子をつけちゃうとかですね。普通の名前なので埋もれてしまうのが良くないですが……。
という訳で、宝くじの結果がわかるまで時間がかかるので、今はもう一つ長編を書くために頑張ります。
長編を書くようになって、何十万、何百万と文字を書いてる人をめちゃくちゃ尊敬するようになりました。
私は今現在、一次創作で累計16万字くらいのペーペーなのでもうちょいやれるだろと思って頑張ります。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?