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推敲が難しすぎる

記事タイトル通りの内容です。
先日、電撃大賞に応募する長編作品の初稿が完成しました。その後、1週間ほど寝かせて推敲に入ったのですが…
推敲が難しすぎる!!!!!!!!!!!

前作は推敲にあまり時間をかけられなかったので、今回は気が済むまでやろう!と決めて始めたのですが、難しすぎて泣きそう。投げっぱなしジャーマンみたいに放り投げたくなります。 

今回、推敲前に小説の教本を読みました。(ちなみにAmazonアソシエイトに参加していません。アフィリエイトで稼いでみたいけど大変そう)

上の書籍は書き出し以外のことについても書いているので、読んで良かったなと思いました。実行できるかは別問題ですが。

内容で刺さったことを一つだけあげるとするなら、編集者が思うやってはいけない書き出しで書かれていた「情景描写からだらだら入ること」です。刺さったというより心臓まで抉られて即死しました。
これ、私以外にも致命傷になる人いますよね…?私は性格が悪いのでいて欲しい。

このことを頭に入れて自分の初稿を見ると、書き出しは情景描写だし世界観の説明だしで二の矢でリスキルされました。
ただ(全部が全部そんなことないでしょ…)と安心したい私は、手持ちの書籍を片っ端から開くわけです。書き出しだけなら今はネットでサンプルでも読めますし、気になっていた作品とかも見てみた訳です。
突きつけられた現実に閉口しました。
情景描写から入る作品が0とは言いませんが、どの作品も冒頭から物語がちゃんと動いているんです。続きが気になるようになっているんです。小説って面白い。

小説じゃなくて説明書になるのは自分の弱点として認識していたつもりなのですが、改めて苦手だなと思いました。
短編だと多少マシになる気がするのですが、情報量が少ないからなんでしょうね。私は日常生活で、結論を的確にまとめて書け派なので、小説を書くには生き急いでいるのでしょう。


あと○人称視点が難しすぎる!!!!!!!!!!!
これも苦手なんですが、気が付くとカメラがあっちこっち行ってます。
特に最近難しいなと思っているのは三人称一元視点?の深度です。どれくらい視点主の内面に入って良いのかわかりません。善し悪しじゃなくて書き手の特色なんでしょうが、私はその深度が深くなったり浅くなったりが激しい気がします。

地の文には単純に行動だけ書いて、主人公の内面は(こんなこと考えてるよ)をすれば解決するのでしょうか…。私のことだから()の分量が章によって偏ったりしそうですね。というか深度がバラバラの時点で偏ってますね。
私は文字数少ないがち人間なので、心理描写薄いところに気持ち足していくことにします。それで良くなるかはわかりませんが、まだ電撃まで時間があるので考えたことでやれることは頑張ってやってみます。


なにはともあれ、二作目となる長編を初稿とはいえ書き上げられたことは自信になりました。
執筆期間が2~3ヶ月で推敲1ヶ月にすると、年始に立てた目標の年に3作品くらいは書けるかなと。いつか、一つの新人賞に長編2~3作応募してみたいです。

これからも長編10作100万字でデビューできるか決まるの言葉を信じて頑張ります。

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