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第30回電撃大賞1次の結果を見て挑戦したくなった話

※私は今回応募していません



はじめに

先日、電撃大賞の1次選考結果が発表されて、TwitterのTLが阿鼻叫喚の嵐になりました。昨年の私はまだ公募への興味が無かった時期なので、「TLこんなことになるのか~」とちょっとした感動を覚え、良い報告・悲しい報告を眺めて♡を押す1日となりました。

今回は1次突破率が4%と例年より低い倍率とのことで、だいぶ荒れているようでした。
例年は1次は500作品程度になるらしいです。ということは、今まで500人分も評価シート返してたってこと?凄すぎます。今時の出版社にそんな余力あるんですね…。 応募者全員に返してるとことか、下読みの方(若手作家がなると聞いたことがあります)の労力どうなってるんでしょうか。
ラノベ大賞は評価シート返してくれる所が多いですが、一般文芸だと返してくれない所の方が多いですよね。そうなると、ラノベって上手く当たれば大きいのかな? と思います。ただ、今回電撃大賞1次でこってり絞られたことを考えると、そうでもないような気もします。知らんけど。

さて、そんな中で私が電撃大賞良いな~と思ったのはこれが理由です。

読者選考がない&面白い作品は☆0でも残してる!
なろう系が少ない!
この2点で、私の電撃大賞への信頼感は天井破壊して遙か上空へと突き抜けていきました。ここからは、もう少し細かい話をしていこうと思います。


カクヨム☆0突破勢に関して

今回の電撃大賞から、カクヨム経路での応募ができるようになりました。カクヨムはページ数ではなく文字数で応募要項が決まっているので、ページ数オーバーの人が文字数なら収まるからと応募するタイプの人が多かったようです。
そんな中、カクヨム勢から☆0(サイト内評価なし)突破が出ました。それも複数人(私が確認できたのは2人)です。これ、凄くないですか?

公募に興味を持ってからというもの投稿サイトで行われる大型公募は、常々政治力だな……と思っていました。カクヨムコンでは読者選考があり、その時期はあらゆる☆稼ぎが横行します。
垢BAN覚悟で複垢から投票したり、読み合い自主企画を立てまくったり(立て逃げが効率良いらしいです・真似しないでね)、相互評価(トライアングルで回すと良いらしい・私には協力者なんていない)しまくったり…。 
そんな中、☆0の人達は純粋に小説の力だけで突破したという安心感。実際☆0突破の1人は最後まで読みましたが、(電撃大賞向きかはわからないが)とても面白い小説を書かれていました。もう1人も読み進めている途中ですが、文章の読みやすさ・小説の世界に引っかかりなく入り込める文章力は個人的には高評価です。
ウェブ小説は、文章が簡素過ぎて世界に入り込めなかったり、逆に難解な単語や凝った表現を使って読み進めるのがしんどくなったりする作品が、個人的には多いです。今回、1次選考を突破した作品を読んで、語彙力を増やすだけでなくバランスの良さを意識したいと思いました。 ファッションでもデザインでも、センスの良いモノって足し算と引き算が丁度良いです。

なろう系が少ないことに関して

これは何をなろう系とするかで荒れそうな話題ですが、私の中でイメージするなろう系は長文説明タイトル、異世界転生、エロ釣りモノです。ここではこれらを便宜的になろう系と呼称します。

好みの問題なので、南木が上記のような作品をあんまり好きじゃないんでしょって言われてしまえばその通りです。ごめんなさい。
ただ、他のラノベ大賞がそういった作品に席巻されている今、電撃大賞は新たな作品を発掘しようと一本通った芯を持って審査しているように感じました。正直、なろう系なら投稿サイトで人気でたモノを読者ごと拾い上げる感じで良いと思うのです…公募なんかしなくても人気作はゴロゴロ転がっているのです。

電撃大賞はこれからも、そういうスタンスでいて欲しいです。ラノベとライト文芸の狭間にいるのが電撃文庫・MW文庫だと勝手に思っています。


来年は私も参加したい

という訳で、来年は私も参加してみたいなと思った次第です。
私は、評価シートを貰えるタイプの公募に参加したことがないので、その点でも1次選考突破は大きな目標になって良いなと思っています。

なかなか筆が進まず長編が書けていませんが、コツコツ目標に向かって行きたいです。

普段、1日で小説2000字進まないのに、noteだとここまで30分で約1800字……小説ももっと頑張りましょう🫠

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