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大手の案件を引き寄せる方法


ご無沙汰しております。不動産ライターの亀梨奈美です。

6月末からプライベートで不幸やゴタゴタがあり、noteを書く気がどうも起きず…遠ざかってしまっていました。

更新がない間もフォローしていただいたり、「何度も読んでいます」と大変嬉しいお声をいただいたりしております。これからまた、自分のペースで書いていこうと思います。いつも本当にありがとうございます。

さて、この3か月、プライベートの絶不調を尻目に、仕事の方は控えめに言っても絶好調。最近では大手ハウスメーカーさんの紙媒体のお仕事をいただいたり、大手不動産メディアさんからお声掛けいただいたり…大きな案件を受注させていただくことが増えています。

大手で書くことが全てではありませんが、私の場合、大きなお仕事いただけるようになった理由がけっこう明確なので、今日はこっそり皆さんにシェアしますね。

クラウドソーシング攻略


まず大事なのは、ランサーズやクラウドワークスを攻略すること。やはり仕事が取りやすいのは、クラウドソーシングです。私はランサーズしか使っていないのですが、大手の方もたくさん見ていらっしゃいますよ。現に、不動産一括査定の大大大手様から、継続依頼をいただいています。

・プロフィール研究

・実績数を稼ぐ(そのための提案力)

・即レス

クラウドソーシングを使う上で意識することといえば、この3つなのではないでしょうか。やはり、ある程度は実績がなければお客様の目には留まりません。そして、プロフの上位表示。これもやっぱり大事。以前は時間の限り、プロフを変えて、戻して…のABテストを繰り返していたものです。

1つの選択肢として、複数のクラウドソーシングで仕事を受注している場合は、どれか1本に絞って実績数を積み上げるというのもいいと思います。まぁ広く仕事を受けるメリットもあるのでなんとも言えませんが、実績数は信頼に繋がりますから考えてみてもいいでしょうね。私はランサーズ1本でここまでやってきました。(クラウドワークスは登録だけしています)

先日、初めて発注者目線でランサーズを使ってみたんです。LP作ってくれるデザイナーさんを探さなきゃいけなくなり。で、何名かにお声掛けしたのですが、やっぱり…即レス嬉しい。というか、安心するんですよね。そして同じような文章を送っても、しっかりこちらの質問に対する答えを書いてくれる人もいれば、なんだかちぐはぐな回答が返ってくることも。こちらの意図を把握する能力は人によって大きく違うんだなーとも思いましたね。スカウトでも提案でもそうですがまずは「あなたの意図をちゃんと把握しているよ!」と伝える重要性を再認識しました。まずはそこなんですよね。

クラウドソーシング以外で自分をアピール


クラウドソーシングはたくさんのお客様と出会わせてくれて、大変素晴らしい媒体です。でもね、やっぱり比較的単価は低い。いや、ランサーズでも大きな仕事はあるんですよ。でも上には名もなきライターさんはじめ、ベテランさんや実力者さんが陣取られている。さらに”書く”だけで、クラウドソーシングで大きな仕事を受注するのは限界があるように感じています。

先日、クラウドソーシング外で文字単価にして15円~という仕事を受注したのですが、これディレクターとかではないんです。まさに”書く”だけ。このお客様がどうやって私にアポを取っていただいたかというと、Twitterです。

私、数か月前まで「なみ@WEBライター」ってTwitterで名乗っていたんですが、今は「亀梨奈美|不動産ライター」に変えています。大きな仕事をいただけるようになったきっかけは、ここ。

ポイントは、①世に出す名前を統一することと、②名乗り方=自分が何者なのか一目でわかるようにすること。

まず1つ目のポイント「世に出す名前を統一する」ですが、例の単価15円のお客様は、まず私の記名記事を見てくださったと。どうにか連絡したいとメディアに直談判しようと思ったけど、絶対に教えてくれないと思って「亀梨奈美」でググってくれたそうです。そこからTwitterでヒットして、ご連絡いただけたと。

Twitterでなくてもいいんです。ブログでもフェイスブックでも。このnoteも、業界の方がたくさん見ているといわれていますよね。要は、ライター名と同じ名前で発信していて、なおかつ連絡が取れる媒体を作っておくことが重要です。そしてもちろん記名記事を書くことも。記名記事は、ライターにとって最大の、最良のPRとなります。

そして2つ目のポイントが、名乗り方。私の例でいうと、「WEBライター」を「不動産ライター」にしたことですね。これも地味だけど大きな違いです。

これも最近の話なんですけど、大手ハウスメーカーの機関紙を作っているデザイナーさんからTwitterでスカウトされたんですよ。彼女が言うには、「WEBライターと名乗っている人に、紙の仕事は依頼しにくい」と。これは確かにそうだなと思い。”WEBライター”と名乗ることで、仕事の幅を無意識に狭めているかもしれませんよ。さらに「”不動産ライター”と名乗っている人にお願いすれば間違いないとも思った」ともおっしゃっていました。

けっこう皆さん(以前の私も)気軽に「名前@WEBライター」と名乗っていたりすると思いますが、このわずか数文字が非常に大事なんですね。ニックネームにするのか、ライター名にするのか。WEBライターと名乗るのか〇〇ライターと名乗るのか。これでかなり変わってくるはずですよ。

Twitterでお声がけいただく方に共通しているのが、「クラウドソーシングなんて考えもしなかった」とおっしゃること。ランサーズなんかは最近テレビCMしたり露出増やしたりしていますが、やはりまだまだ業界的に知名度は低いんです。大手の仕事って広告代理店やマーケティング会社を経由することが多いのですが、これらの会社でクラウドソーシングを利用しているのなんてごく一部。大きな仕事を取りたければ、クラウドソーシングの外に出て、幅広く自分を知ってもらうことが何より大切だと思います。

積極的にお客様に会いに行く


最近もう1つ感じていること。それは、直接お客様とお会いするといい仕事に繋がりやすい。もうこれは絶対。というか、大きな仕事は、直接会って内容をすり合わせたり、契約関係の話をしたりすることが多いものでもあります。

この仕事は、確かに家にこもりっきりでもできます。私も最近まで、ほとんどお客様とお会いする機会なんてありませんでした。でもね、契約でもお打ち合わせでも、直接お会いするとトントントンと話しが進んでいくものです。やはり仕事は人と人。画面上の繋がりより直接足を運ぶことで、本気度も、人間性も、実力も伝わるものだと思います。

しかも仲良くなれると、他の仕事を紹介したりされたり。一石二鳥どころの話ではありませんよ。お客様でも、同業者でも、機会があれば積極的にお会いしましょう。

<前提条件>自分の価値を知り、向上させ続ける


ちょっと長くなって申し訳ありませんが、もう少しお話させていただくと、ここまでの話は、前提条件として”実力”の上に成り立つものです。実力が伴わなければ一度きりのお付き合いで終わってしまいますし、なによりプロフや発信内容からその人の力量みたいなものは垣間見えるものです。

・本を読む

・サロンに入る

・書きまくる

どれもやり方を間違わなければ、自分を成長させてくれるでしょう。でも実力を上げていきたいなら、少し自分を客観視してみるのもいいと思います。

・自分にはどのような価値を提供することができるのか

・業界における自分の立ち位置

・同じ仕事で一歩先行く人と自分の違い

けっこういらっしゃるんですよ。「いくらでやっていただけますか?」と聞くと、「お任せします」とか「いくらくらいなんでしょう?」とかおっしゃる方。これはもったいない…というよりも、自分自身の価値がわかっていない証拠です。自分が提供するもので、お客様にどんなメリットがあるのか。これから何ができるようになれば、どう成長できるのか。これがわかると、成長スピードは各段に上がると思います。

だからまずは、今の自分を知ること。そして自分に足りないものを明確にすること。さらに足りないものを習得するには何をするべきか知ること。自分を知ってこそプロであり、成長を続けられるのではないでしょうか。そして気づいたころには、きっと大きな仕事に携われるようになっているのだと思いますよ。

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