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【ChatGPT・Claude・Perplexity】生成AIは使い分けることで真価を発揮する

3人の子どもを育てながら、小学校の先生として働いているダディです。

今日は、「生成AIの使い分け方」を紹介します。

今回は、【ChatGPT・Claude・Perplexity】3つのAIサービスを活用していきます。

結論としては、
1.「Perplexity(パープレキシティ)で検索」
2.「ChatGPTで記憶」
3.「Claudeで出力」

これが現状の最強コンビです。

今回は、「教育現場の労働時間問題」を題材にして1つずつ解説します。


1.「Perplexity(パープレキシティ)で検索」

気になることがあったらGoogleで検索するのではなく、Perplexityで検索してください。

関連するサイトを複数探し出し、共通点を探り、要約して教えてくれます。

関連する検索ワードも提示してくれるので、知識が深まります。

検索して情報の大体が分かったら、情報をコピーしておきます。

以下、Perplexityの検索結果


日本の学校における教員のブラック労働問題には、以下のような主な問題点があります:

  1. 長時間労働
    教員の残業時間が月100時間を超えるケースもあり、深刻な長時間労働の実態があります[3]。これは労働基準法で定められた週40時間労働の基準を大きく上回っています。

  2. 部活動指導の負担
    部活動の指導が教員の大きな負担となっており、休日出勤や長時間労働の原因となっています[1]。国のガイドラインでは週2日以上の休養日設定などが推奨されていますが、実際には守られていないケースも多いようです。

  3. 教員不足
    教師不足により、授業運営に支障が出ているケースがあります[3]。管理職が授業を担当したり、定年退職から10年以上経過した教員を採用したりするなど、深刻な人材不足の状況が見られます。

  4. 教育の質の低下
    労働環境の悪化により、教員が児童・生徒と十分に向き合う時間がなくなり、教育の質の低下が懸念されています[3]。いじめなどの問題への対応が不十分になる可能性も指摘されています。

  5. 採用基準の低下
    教員不足により、採用試験の倍率が低下し、十分な知識や指導力を持たない教員が採用されるケースも出てきています[3]。

  6. 労働者の権利意識の低さ
    教員自身が労働者としての権利を十分に理解していないケースがあり、これが労働環境の改善を妨げている可能性があります[4]。

これらの問題を解決するためには、教員の増員、業務の見直し、労働時間管理の徹底、部活動の地域移行などの対策が必要とされています。また、教員自身の労働者としての権利意識を高めることも重要です。

Citations:
[1] https://cocreco.kodansha.co.jp/cocreco/general/life/40AZu
[2] https://mainichi.jp/premier/health/articles/20221201/med/00m/100/006000c
[3] https://cocreco.kodansha.co.jp/cocreco/general/life/db75t
[4] https://www.jtu-net.or.jp/news/mainchi-media-cafe-workrules/
[5] https://kyoikutsushin.jp/webiken/webiken10-01.html

2.「ChatGPTで記憶」

続いてはChatGPTにバトンタッチ。

先ほどコピーした情報をChatGPTに貼り付けましょう。

すると上記のように、Perplexityが検索したサイトのリンクが表示されます。

ChatGPTがClaudeと違う点は、リンクを読み込めること。

Perplexityにまとめてもらったことだけでなく、ChatGPTもリンクを読み取り現状を分析してくれます。

3.「Claudeで出力」

ここまで来たらあと1歩。

ChatGPTに記憶してもらったことをClaudeに覚えてもらうために、コピペしましょう。

その上であなたの考えを入力します。


私はこの問題に対して、AIを導入して現在働いている教員の負担を軽減する必要があると思います。
①新人教員に対しての方策
先生としての立ち振る舞いをネット記事からAIが学び、AIに教えてもらう。教育本を読む時間が取れないなら簡略化すればいいと考えています。
②中堅教員に対しての方策
これまでにやっていたテストの採点・名簿作成などの事務作業はAIに任せる。
③ベテラン教員に対しての方策
これまでのノウハウをAIに読み込ませ、授業準備をAIに任せる。
以上の3点についてどう思いますか?プロの教育評論家として考え、100点満点中何点か採点してください。足りない分を補う方策も示してください。

するとこんな回答が。
以下、Claudeからの回答。


あなたの提案は教育現場におけるAI活用の可能性を示唆しており、興味深い視点です。教育評論家としての立場から、各提案を分析し、採点させていただきます。

①新人教員に対しての方策: 60点
利点:

  • AIを活用して基本的な知識を効率的に学ぶことができる

  • 時間の制約がある中で、必要な情報にアクセスしやすくなる

課題:

  • 教育は単なる知識の伝達だけでなく、人間関係や経験に基づく要素が大きい

  • ネット記事や簡略化された情報だけでは、深い理解や実践的なスキルを身につけるのは難しい

改善案:

  • AIを補助ツールとして活用しつつ、経験豊富な教員によるメンタリングシステムを併用する

  • 実際の教育現場での実習やロールプレイングを重視し、AIによる学習と実践を組み合わせる

②中堅教員に対しての方策: 80点
利点:

  • 事務作業の負担が大幅に軽減される

  • 教育活動に集中できる時間が増える

課題:

  • AIによる処理の精度や信頼性の確保

  • 個人情報の取り扱いに関するセキュリティ懸念

改善案:

  • AIシステムの精度向上と定期的なアップデート

  • 教員とAIのハイブリッドな作業フローの確立(AIが下準備し、教員が最終確認する等)

③ベテラン教員に対しての方策: 70点
利点:

  • 長年の経験を効率的に活用できる

  • 授業準備の時間短縮により、他の業務や自己研鑽に時間を割ける

課題:

  • 個々の教員の独自性や創造性が失われる可能性がある

  • 教育内容が画一化するリスク

改善案:

  • AIを授業アイデアの提案ツールとして位置づけ、最終的な判断は教員に委ねる

  • AIが提案した内容をベースに、教員が自身の経験や生徒の特性に合わせてカスタマイズする

総合評価: 70点

AIの導入は確かに教員の負担軽減に貢献する可能性がありますが、教育の本質的な部分、特に人間的な交流や個別の配慮については、AIだけでは補いきれない面があります。

追加の改善策:

  1. AIと人間の役割の明確化: AIを補助ツールとして位置づけ、人間にしかできない判断や対応は教員が行う

  2. 段階的な導入: 小規模なパイロットプロジェクトから始め、効果を検証しながら段階的に拡大する

  3. 教員のデジタルリテラシー向上: AI活用のためのトレーニングプログラムを実施

  4. 生徒や保護者との対話: AI導入に関する懸念や期待を共有し、理解を得る

  5. 継続的な評価とフィードバック: AI導入の効果を定期的に評価し、必要に応じて調整を行う

これらの追加策を実施することで、AIの効果的な活用と教育の質の維持・向上の両立が期待できます。


ちなみに、ChatGPTでも同じことができますが、Claudeの方が辛口採点だったので使えます。

▼このあとは何でも使える

この出力をどう使うかは自由です。

「ブログ用の文章にして」
「Xのポスト文っぽくして」
「上司に報告できるように文章を直して」

何でも使えます。

実際にポストしたものがこちら。

AIならChatGPTだけでいいでしょ。

と考えるのではなく、複数使うことでより質の高いアウトプットを得られます。

1.「Perplexity(パープレキシティ)で検索」
2.「ChatGPTで記憶」
3.「Claudeで出力」

この手順、お試しください。

最後まで読んでくださり、ありがとうございました♪
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