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まるで花火❉止まらない脳内多動
今日は日常回です。連載はお休み。
脱スピ連載を書くのは、結構体力気力がいるんですよね。いつもできるわけではなかったり。(小声)
ADHDっ子は、よく動き回ると思われがちですが、私の場合は脳内多動のほうが大きいです。身体はむしろ、動かないタイプ。
とにかく頭の中が取っ散らかっているのです。ぼ~っとした瞬間があるとすぐさま、頭の中に「あれやらなきゃ」「これもやらなきゃ」「これはこういうことだよね」「あの連絡はこういう対処で」「今度あれがやりたいな」「そっちの話を確認しとかなきゃ」「~~~♪(歌や音楽が鳴り続ける)」と、止まることなく考えが浮かんでくるのです。
まるで花火が打ちあがるような感じです。
止まることのない考え、というのはやっかいです。
まず、暇な時だとしても、脳内がうるさすぎてパニック。身体が動くタイプのADHDっ子はきっと、ここで動き出すんだろうなと想像がつきます。実際私も、動きそうになるので。
じっとしていられない感じ。何かやらなきゃ。あれもこれもそれもやらなきゃ。え?でも何からやればいいの?っていうかやり方わからない。え?え?えぇっ?
・・・とまあ、こんな感じになるのです。結果、私の場合は身体は動かず、頭の中だけがめちゃめちゃ忙しい。(´;ω;`)
ちなみに、暇ではないときだと、目の前のことが進まないという明らかな障害としてあらわれます。やっている途中の作業や仕事が、進まない。頭の中が違うことに持っていかれるので、集中できないのです。外から見れば、ぼ~っとして何もしていないように見えるかもしれません。
特に、論理的思考が必要だったり、落ち着いて考えなければいけないことが進まないですね。こんな時に仕事しても進まないのがわかっているから、そのうち「そもそも始めない」っていうのもやっちゃう。昔、夏休みの宿題に取り掛かれずに1ヶ月放置して、8月30日にやり始めていましたっけ。
最近、この状態が酷いので、病院で先生に相談しました。その結果、ADHDのお薬を試してみるか、ということになりました。
実は数年前、一回試したことがあるんです。薬を飲むと確かに脳内多動がおとなしくなりました。ただ、普段ADHDの思考に慣れていたので、自分の頭の回転がゆっくりになって、なんだか落ち着かなかったです。いつもたくさんひらめくのに、それがなくて不安で。インプットに対する反応も鈍くなって、言われたことが理解できなかったり反応できなかったり。結果的にお仕事や作業は進まなくなりましたので、その薬はやめました。
今回はそのときとは違うお薬なので、どうでしょう?どんな風になるのか観察してみます。
脳内多動は、あってもなくても、なにかと不便。付き合い方がまだわからない特性です。
身体はひとつしかないのだから、そんなにいろいろ脳内で考えても、その通りには動けません。せっかく思いついたのにもったいないと感じたり、必要だと思っていることの1/100(百分の一)も行動できない自分に情けなくなったり、します。
でもその1/100のおかげで、人生が進んでいることもあるわけです。
(こうしてブログを書くのも、シンプリスト・ミニマリストを目指すのも、フリーランスに片足を突っ込んだもの、NISAをはじめたのも、全部その1/100の行動から始まっているのです)
脳内多動を、もうちょっとうまく乗りこなし、使いこなせるようになったらいいなと思うのです。
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