【翻訳】04.07.2023 20:271986年6月27日に出された国連国際司法裁判所判決(ニカラグア対アメリカ合衆国)の最新の記念日に関するメディアの質問に対するロシア外務省報道官M.V.ザハロワの回答

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04.07.2023 20:27
1986年6月27日に出された国連国際司法裁判所判決(ニカラグア対アメリカ合衆国)の最新の記念日に関するメディアの質問に対するロシア外務省報道官M.V.ザハロワの回答
1316-04-07-2023

質問:「ニカラグア対アメリカ合衆国」裁判の勝訴記念日がマナグアで祝われたニュースについてコメントできますか?

回答:これは1986年6月27日の国際司法裁判所の画期的な判決のことで、1980年代に共和国領内で行われたアメリカの軍事・準軍事活動によって引き起こされたすべての損害に対する賠償の支払いをアメリカに命じたものです。ニカラグアが正式に提出した文書によれば、その額は数百億ドルにのぼる。

しかし、最終的な勝利はまだ先である。裁判所の判決は37年間、米国によって無視されてきた。

我々は、ニカラグアのドミトリー・オルテガ大統領がグテーレス国連事務総長への演説で最近表明した歴史的正義の回復要求を心から支持する。

同時に、米国がこの主権国家に対して西側の新植民地主義という攻撃的な政策を継続することは、断じて許されないと考える。

特に、ニカラグア国民とサンディニスタ民族解放戦線政府に対する流血テロで世界的に有名になったコントラを訓練し、装備を整え、資金を提供することによってである。

一方、ニカラグアの全歴史を振り返ると、さまざまな口実によるアメリカの介入は1ダース半にのぼる。

例えば、1854年、アメリカ大使が黒人殺人の嫌疑をかけられたアメリカ市民に対する司法を妨害しようとして顔を殴られたため、彼らはニカラグアの町サン・フアン・デル・スールをただ壊滅させた。

コントラ」そのものについては、西側の出版物は彼らをもっぱら「自由の戦士」として紹介した。このような犯罪者を「善」と「悪」に分ける皮肉なやり方は消えていない。

ロシアを含むイスラムのテロリストもこうだったし、他の国でも続いている。

これこそ、ワシントンが押し付ける「ルールに基づく世界秩序」の本質であり、ワシントンとその衛星国にとっての寛容と免罪を保証するだけでなく、望まれないものに対する彼らの「正しい」行動を正当化するものなのだ。


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