海外転職の際の国の選び方
こんばんは、4月のイスラエル行きがコロナの影響で延期になり、イスラエルへの想いがヒートアップ中の自由なキャリア研究家namiです。
イスラエルはかれこれ5,6年前から行きたい国のリストに入っているのですが、なかなか実現しておりません。
うーむ、きっとそのうちタイミングがピタッとハマる時がくるのでしょう。
さて、行きたい国ということで、海外転職において「行きたい国」と「自分に就労ビザが下りる国」が一致しないこともある。
あるいは、国にこだわりがないけれども海外転職をしたいという方は、どうやって国を選べばいいのやら、見当がつかないのではないかと思います。
まず、前者の場合。
「この国に行きたい!!」
アメリカ、フランス、カナダ、オーストラリア、シンガポール、マレーシアなどなど人それぞれだけど、これらの国は比較的多いかなぁ。
カウンセリングをしていると、「なぜその国なのか?」という問いに対して多いのが下記の3つの回答。
「初めて行った海外旅行で気に入ったから」
「留学で行き、現地に友達もいるし土地勘もあるから」
「行ったことはないのだけど、イメージがいいから」
はい、コレはコレでいいのです。
きっかけなのですから。
でも、そのきっかけを「足枷」にしている方がとても多い。
「他にも海外旅行してみたら、気に入る国があるかも?」
「また新しい場所で友人もできるし、新しい土地で新しいチャレンジをしてみるのはどう?」
「行ってみたらイメージと違うかも?まずは下見をしてみては?」
色んなオプションも検討したうえで、なぜその国がいいのか、もう一度考えてみるといいかもしれません。
また、就労ビザを取って働く以外にも、オプションはあります。
例えばワーキングホリデービザや学生ビザなどをうまく活用するやり方。
「無期雇用の正社員」だけが唯一の道だと思っていませんか?
働き方が多様化する中、「有期雇用契約」や「有給/無給インターン」などを足掛かりに、次のチャンスにつなげていくことは十分可能です。
そして後者。こだわりがなさ過ぎて、どうやって国を選べばいいのかわからないケース。
国が決断の際のポイントでなければ、
「どんな生活が送りたいのか」
「どんな業界でどんな仕事をしたいのか」
「何が自分のスキルや専門性なのか」
「海外で何を実現したいのか」
こんな風に色んな切り口で見ていくと、自然とエリアや国は絞れてくるんです。
そして国を一つに絞らず、複数の国での可能性を同時に探っていくケースが多いですね。
選択肢が多いと決断の際の自身の判断軸が必ず必要になってきます。
余談ですが、「年を取ると選択肢がなくなる」と勘違いしている方が結構いらっしゃるのですが、逆です。
年を重ねてスキルと経験と人脈が増えると、選択肢も増えるんです。
「キャリアのマトリックス化」と「自身の軸を太く育てること」。
この二つの掛け合わせで、選択肢は増え続け、一つ一つの判断を迷わずに下していけるんだと思うのです。
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