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わたしの#けんちく本棚 近代建築→民俗学

 今度は、近代建築、民俗学の本の紹介です。

1. 近代建築

 学生の時から、近代建築を見るのが好きです。煉瓦作りのお洒落な洋館、和洋折衷の館など。
 藤森照信の『日本の近代建築 上・下』は、基本の教科書です。他にも、明治村図録や大阪イケフェスの本などがあります。

2. 近代住宅史

 近代住宅史も好きな分野です。時代の変化によって、住まいがどう変わってきたか? 興味あります。 西山夘三『すまい考今学』は何度も読んでいる本です。
 地方によって、家はどう違うのか? 地元の漁師の家の特徴は? なんてことが気になると、民家から、だんだん民俗学の本へ興味がわいてきます。

3. 民俗学

 民俗学だと、宮本常一の本が面白かったです。じいちゃん、ひいじいちゃんは、こんな暮らしをしていたのかなと想像しながら、『忘れられた日本人』を読みました。
 伊勢志摩の地元の先祖のことを知ろうと思い、『海に生きる人々』も読みました。もともと、海辺の人は、定住せずに、舟で移動しながら暮らしていたらしい、という話が面白かったです。

4. 社会学 東京

 今度は現代の人の暮らしに興味がわき、こんな分厚い本も買ってしまいました↓

 東京に住む一般の人、150人分のインタビュー。その半生。まだ全部読めていませんが、それぞれの人生が小説より濃いです。

 東京の生活といえば

この小説がすごく面白かったです。住む場所によるステータス、孤独、劣等感、どうしようもなく情けない感じ、タワマン文学というらしいです。

 10年以上前、東京のゼネコンに数ヵ月、出向していた時がありました。
 その時を思い出すのがこの本です。

 東京の夜の風景を描いた画集です。
 その時の東京は、ギラギラした、アジアの大都市のひとつ、という感じでした。憧れの場所でした。

 ここ10年くらい、東京には行っていませんが、だいぶ、雰囲気は変わっているのでしょうか?

 建築からかなり遠ざかってしまいました。

 ではでは、このへんで。

 みなさまも、思い入れのある本ありますか?
ぜひ教えてください。

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