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アンメット|自分だけで完璧である必要はないんです

わたしたちは一人じゃない。
だから、自分だけで完璧である必要なんてないんです。

津幡師長がミヤビへかけた言葉
sアンメット ある脳外科医の日記 第5話

基本、一生懸命自分ひとりでなんとかしようとしてしまう自分にとって
この言葉は刺さった。それはもうグッときた。

そうか、完璧になろうとしなくていいのか・・・

転職したてで、全然違う業界に飛び込んでしまって、
毎日知らないカタカナ語や略された英語に出会う中、
わからなくて仕方ない、焦らずやっていこう、と言い聞かせてはいるけれど
でもやっぱり焦って、がっかりして、つらくなっていた時期。

自分のやってることって何か意味があるのかな?
今は産みの苦しみの時期、こつこつ勉強して吸収してくしかなくない?
そんなきもちを行ったり来たりしていました。

わからないことへのもやもやと、
できそう!と思ったことがうまくできない情けなさと、
新しいことを知るヨロコビと、焦り。
そんなことを感じながら、いろいろ書籍に手を出して学んでいると出会った
『完璧主義』という言葉。

あ、今までの自分ってこれだったな。
気づいてしまった。

教員時代、頼まれたことはすぐにやるし、先回りしてできることはどんどんするし
基本直しが入らないようなクオリティで仕事をすることを目指していて
「ありがとう、先生に頼むと確実だわ」
そんなふうに言ってもらえることにヨロコビを感じていたけれど。

転職したんだから、そうもいかないよね。

そこで出会ったもう一つの言葉、
『完了主義』

これだ・・・これを目指そう!

なんでも、『完了主義』は、完了することが目的なので、
60%くらいのクオリティでとりあえず提出していいらしい。
なんなら、何度もFBをもらって、繰り返し直して、
最終的によりよいものをつくるというのを目指しているんだとか。

ああ〜それはとっても苦手!!
人にどう思われるかとても気になるし、人をがっかりさせるのが怖い。

そう、がっかりさせるのが怖いタイプなのです。
プライドが高いとはちょっと違うと思っているんだけど
失敗したり、間違えたりするのがとっても苦手。すっごく怖い。

この殻を破って前に進むしかないのか・・・
と悩んでいたときに出会ったのが冒頭のアンメットの台詞。


できないことは山ほどあるけれど、自分だけで完璧でいなくていい。
大切なのは、できないことはできないと言って周囲を頼ること。
ひとりにならないこと。

そういえば、夫もあるとき
「孤独は毒だ」と教えてくれたんだったな。


今はまだできることが少ないけれど、
焦らずじっくり経験を積んで、成長していきたい。
そう思えるように背中を押してくれた作品でした。


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