日々の積み重ねは大切だけれど

先日テレビで由美かおるさんを見た。
以前と変わらないスタイルの良さ、姿勢の良さだった。
その中で柔軟性の高さを表す写真が2枚紹介された。
柔軟性について由美かおるさんは日々の積み重ねでこの柔軟性を維持することができたと言っていた。
驚愕に値する。

ダルビッシュ投手が200勝をした時のインタビューで次の目標を201勝目と言っていた。
この答えに対して野球解説者の人が、200勝を目標にしていたのではなく、1勝1勝を積み重ねた結果だと言っていた。
そして、年齢を重ねることによって変わっていく体調に合わせて、投げ方をやトレーニング法などを変えていっている。だから40歳や50歳になっても投げ続けられるのではないか、というようなことも言っていた。

由美かおるさんやダルビッシュ投手は積み重ねの重要さを言っていた。
しかし、その裏で先の野球解説者が言っていたように、その積み重ねの中でどんどんアップデートを重ねていっていたのだろう。
私たちは一つの習慣を作ると、それを毎日続けてるということが目的のようになってしまうことがある。
もちろん毎日続けることが大切だし、価値があると思う。
ただ、同じことを繰り返すことに満足してしまって、それをアップデートするということには思い至らない。
体調の変化や加齢によってその習慣がもし自分に合わなくなっていたり、もっと効果的なものが現れたりしたのなら、どんどんそれを取り入れていくべきだ。
そのためには常にアンテナを張り巡らせていなければならない。
自分の習慣が惰性になっていないか、本当アップデートできることはないのか、時々振り返って見てみようと思った

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