バウハウスが残したもの
1919年にドイツ中部・ヴァイマル(ワイマール)の地で誕生した芸術学校、バウハウス(Bauhaus)。建築や工業デザイン、グラフィックデザインをはじめ、現在の様々な分野に影響を及ぼし、単に学校の枠にとどまらず一種の象徴にもなっている。バウハウスの開校100年に合わせ、昨年から同校の幅広い教育成果を振り返る巡回展が開催されている。それが「開校100年 きたれ、バウハウス―造形教育の基礎―」展だ。昨年8月の新潟県を皮切りに兵庫県、香川県、静岡県を巡り、現在は最後会場である東京ス