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【ギター】夏色エピソード

この長い長い下り坂を〜♪

というわけで、今日は筆者の自分語り回です。
※どういうわけ?

ラジオからサマーソングが聴こえてくると、筆者は昔を思い出してちょっと感傷的な気分になったりします。
例えばゆずの「夏色」

それでは聞いてください。筆者で、「夏色エピソード」・・・。
※えっ、いきなり何? 怖っ・・・。

ゆず「夏色」


筆者がアコースティックギターを弾き始めたのは、フォークデュオ”ゆず”がきっかけでした。

筆者が中学3年生(2000年)のある時、同じクラスの女の子がMD(複数のCDから1曲ずつ選んで録音して自分のオリジナルアルバムを作れる小さなディスク)をくれて、そのMDは彼女が好きなアーティストの曲を集めたオムニバスアルバムでした。彼女はゆずのファンで、そのMDの中には確か3曲くらいゆずの曲が入っていました。その中でも特に「始発列車」という曲が筆者の胸に刺さり、当時ゆずに全く興味がなかった筆者でしたが、その後何度も繰り返し聴くことになる特別な1曲になりました。

ゆず「始発列車」

今から3年前のライブ映像のようです。北川さんの声は大人っぽくなったけど、岩沢さんは昔と全然変わらないですね。

お察しの良い方は既にお気づきかもしれませんが、その彼女は当時好きだった子で、その子のことが好きというきっかけも相まって(むしろその理由が大半かも)ゆずの大ファンになり、当時GLAYやL’Arc〜en〜Cielをコピーしたエレキギターをアコースティックギターに持ち替えてゆずの曲をコピーしまくりました。
“ゆず 全曲集”という当時の全曲つまりファーストアルバムから4枚目くらいまでの全曲が収録されているコード譜集を購入し、多分40曲くらい収録されていたのですが、誇張無しで、本当にその全曲を完コピして頭の中に叩き込みました。

当時やはりゆずの影響で路上ライブが流行っていましたので、筆者も隠キャの分際で駅前やデパート前、神社などのいろんな場所で、友人と一緒にただ騒ぐのと変わらないような路上ライブをやっていました。
路上ライブをやるからには「〇〇弾いて」なんて言われた時に弾けないと情けないな・・・というプライドも後押しして全曲覚えることができました。

ゆずの曲を弾き語りできるというのは、当時の学生の音楽活動において大きな武器となり、ゆずのコピーユニットで高校の文化祭に出演した時には「全校集会?」ってくらいたくさんの方が聴きにきてくれました(これは盛ってる)。
そんなわけで、筆者の高校時代の音楽活動はアコースティックギターの弾き語りが大半を占めていました。

ゆずの曲をたくさんコピーしたおかげで、コードをたくさん覚えることができました。また、同じアーティストの曲をたくさんコピーすると、構造が似ている曲が多いことに気づき、コード進行や構成などの作曲のヒントを得ることもできました。
そうなると今度はDTMで曲を作り始めるようになり、高校卒業後は作曲を勉強しに音楽系の学校へ進学するという進路を選びました。

音楽系の学校に進学したということで卒業後は音楽系の仕事に就くことになり、そのまま今に至ります。(着地!)

ゆずの曲を聴くことは少なくなりましたが、「夏色」を耳にしない夏はありませんので、毎年夏になって久しぶりにゆずの歌声を聴くと、こんなように思い出に浸る日もあります。

自分で言うのも恥ずかしいですが、一人の女の子と音楽との出会いがその後の人生に大きな影響を与えているようなロマンチックな話のようにも見えますね。

その時の彼女が今の妻・・・という流れにはなりませんでした笑

お聞きいただきましたのは、筆者で「夏色エピソード」でした。

ナ〆ナナメ


夏色、なんと、この夏に再録版がリリースされたようです。

オケが豪華だ・・・

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