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助産大学院合格への勉強法~専門科目編~

 山場の実習が終わったから専門科目の勉強取りかかりたいけど、専門科目はどこから勉強したらいいの?などと悩みますよね。私は外部の大学院に進学したOGの連絡先など知らなかったので自分で試行錯誤しなければならず大変だった思い出があります。本日はおすすめの専門科目の勉強の仕方についてご説明します。


①過去問を見てゴールを明確にする

 過去問を見てどれくらいのレベルか知ってゴールを決めてから勉強するのがおすすめです。私は二つの外部大学院を受験したのですが、一つは専門科目は看護師国家試験レベル、もう一つは助産学生に求められるようなレベルの問題が出ていました。なので助産師国家試験も少しは答えられるくらいの知識量を獲得することをゴールに勉強しました。
※もしレベルが分からない時は大学の助産師資格を持つ先生に過去問を見てもらい、どれくらいのレベルまで到達すれば合格できるか教えてもらうといいかもしれないです。

②自信がない人は、国家試験レベルから始めよう

 ウィメンズ分野の基礎知識がない、看護師国家試験レベルのウィメンズの問題をスムーズに解答できない場合は、国家試験レベルの問題から始めていきましょう。基礎知識を叩き込むには、QBなどを解きながらレビューブックのウィメンズの分野に書いてあること全てを頭に叩き込みましょう。私はレビューブックのウィメンズの分野のページは試験までに20回以上振り返りました。

③過去問を解いて自分なりの解答を作る

 時間を気にせずに過去問を解いて自分なりの解答を作ることをお勧めします。特に記述式の過去問の方はこの方法はかなりお勧めです。過去問の問題の解答が分からなかったら、該当する答えをレビューブックや教科書、参考書、助産師国家試験問題集などから探しましょう。
 ※過去問の問題のレベルが助産学生レベルの場合は、助産師資格を持つ方に自分の作った解答を添削してもらうことをお勧めします。

④助産師国家試験の問題を利用する

 過去問の解答作成が大体できあがって、かなり知識がついてきたら、助産師国家試験の問題を利用して対策をしていました。
 穴埋め式や選択問題等の対策として一般問題や状況設定問題を解いたり、分からなかった部分を教科書などで調べてさらに知識を深めました。
 記述式の対策は、状況設定問題に出てくる事例に対してどんなケアができそうか考えました。

⑤助産系の話題のニュースや制度について調べておく

 助産に関連するニュースや制度についてどう考えるか記述を求められる過去問が多かったので、私は最近の助産の話題のニュースや今年度新しくできた制度など細かくチェックしていました。面接対策や小論文対策にもなるしお勧めです♪
 私は2022年に院試を受けたのですがその頃は不妊治療に対する保健適応が開始されたこと、生理の貧困、産後ケア、産後ケアに関する話題が人気だったと思います。
 勉強の気晴らしに助産系や子育てに関する漫画を読んでみたり、ぺリネイタルケアや助産雑誌などの助産に関する雑誌を読んでみてもいいかもしれないですね~。

①~⑤の実施時期について

 これまで説明してきた勉強方法の実施時期について説明します。
①過去問を見てゴールを明確にする  ⇒4年の4月くらい(最低5月まで)
②国家試験レベルの問題を解いて覚える⇒4年の4月~試験まで
③過去問を解いて自分なりの解答を作る⇒4年の4月~試験まで
④助産師国家試験の問題を利用する  ⇒4年の7月・8月~試験まで
⑤助産系の話題のニュースや制度について調べておく⇒暇な時いつでも

順番としては①⇒②と③同時並行⇒余裕が出てきたら③④です。
⑤は気分転換をかねていつでも

まとめ

 最後まで読んでくださりありがとうございます🙇いかがだったでしょうか?ゴールを決めて自分の今のレベルを知って一歩ずつ勉強していただけたらいいなと思います。応援してます♪


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