いま入社3年目の人が1番しんどいんじゃないか説を唱えてみる。

私は今、社会人3年目で、
就活をしていたのは4年ほど前になる。

当時の私は、給料の良さや大企業の安定感よりも
「やりがい」を重視していて、
小さい頃からお笑いが大好きなので、
お笑いに関わる、芸人さんたちを支える仕事がしたい
と思いながら就活をしていた。
紆余曲折ありつつも今の会社に内定をもらえて
どうにかやりたい仕事に就くことができた。

第一志望だった会社ではないけれど
同じ業界に就職できたことが嬉しくて、
「好きなフィールドで仕事ができるんだ」
と入社当初はワクワクしていた。

私は表に出るよりは裏方の仕事の方が向いていて、
お笑いに関われる仕事なら、多少辛いことがあっても
日々楽しく働けると思っていた。

入社1年目は土日も関係なくお仕事したり
小さい仕事だけど1人で任せてもらえたりと
忙しいながらも楽しく、充実した日々を過ごしていた。

入社して1年が経とうとしていた2020年2月。

新型コロナウイルスが猛威をふるい、世界が変わった。

コロナで大変な思いをした人がほとんどかもしれないが
今入社3年目の人たちが1番キツいのではないかと、
私は思ってしまうのである。
(もちろん職種とかにもよるし、完全に個人の見解です)


入社1年目(=社会人1年目)は慣れないことばかりで
仕事の大変さも楽しさも感じつつ、
(でも忘年会はめちゃくちゃ楽しくて、)
なんとかやっと仕事に慣れてきたぞ
(こんな楽しい忘年会があるなら
 来年の忘年会まであと1年がんばれるぞ)
と思っていた矢先、世界が変わってしまったのである。

仕事はキャンセルや延期の連絡ばかりで
忙しく充実していた日々は止まり、
会社の先輩たちも頭をひねり、
交代出勤の在宅ワークで
先輩に聞きたいことも気軽に聞けず
でも担当している仕事はあるわけで、
どうすればいいの〜 となることが多々。

友だちと飲んでカラオケ行って発散することも叶わず、
もちろん楽しい忘年会も開催できず、
なんだか、ゴールのない道を
歩くでもなく走るでもなく、
ただふわふわ漂ってるような感覚の2020年だった。

コロナ禍も長くなってきて、
先輩たちは「コロナ禍でも会社をどうにかせんば」と
新しい仕事に繋げたりとかっこいいことをしている。
その一方で自分は、まだ進めなくて、
ただ1年目の頃の楽しく充実していた記憶はあり、
でも「あれ?やりがいって何だっけ?」状態で、
日常で悲しくもないのに
勝手に涙が流れるようになってしまった。

結局、やりたい仕事に就けたはずの私は、
適応障害の診断を受け、
もうがんばれない…と思ったので
休職させてもらうことになった。

   やりたい仕事に就いたはずだったのに…
   コロナめ…お前がいなけりゃ順調だったのによぉ…
   いやそもそもこの仕事が合わないのかもしれない…

いろいろな思いが巡ったが、
でもやっぱりもう少しこの職場でがんばりたいと思って
しばらくお休みをもらった後、無事に職場復帰し
今は「気負わず・無理せず・上手な息抜き」
をモットーに、なんとか3年目を終えようとしている。

これが私が入社してから今までの
ざっくりざくざくしたお話である。
そもそも私がしんどかったのであって、
入社3年目でくくってしまうのも迷惑な話かもしれない。

コロナ禍で入社した1年目や2年目の人たちも
4年目以上や社長クラスの人たちも
それぞれで大変な思いがあったと思う。

でも、もし私と同じく入社3年目で
  なんかしんどいな〜。俺らしんどくないか?
と思ってる人がいたら、
その人にこの記事が届いたら嬉しいなと思って
投稿してみることにした。

私の会社は小さくて同期がいないので、
いろんな入社3年目の人の話を聞いてみたいな〜

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