20,01,25。大腸カメラの話。

vape~大腸がんの話と書いてきましたが話的に一区切りついた気がしますので今日からは日記スタイルで書いていこうと思います。

とはいえ今日は昨日に続いて「大腸カメラ」について書く事にしました。

検便や血液検査、CT撮影等でも大腸がん検査は可能ですが、やはり直接カメラで内部の様子をチェックできるメリットは大きく、手術前検査~術後検診時にと大腸カメラ撮影は欠かせないようです。

バラエティ番組でお笑いタレントの方が胃カメラや大腸カメラ撮影を行っている様子が面白おかしく取り上げられる事でも「体にカメラを入れる」という治療は少々恥ずかしさを伴う不安が付き物と言えるでしょう。

ちなみに自分は大腸カメラは特に躊躇なく受けられますが胃カメラは大の苦手です。知り合いには逆だと言う方もいますから検査時に受ける印象が人によってだいぶ違うのかもしれません。

大腸カメラ検査の時は前日から食事制限があります。いわゆる消化されにくい食材(キノコ類、海藻類、繊維の強い物等)がNGになり、撮影予定時間によって「前日の食事は〇時までに」と指示されます。

指定の時間以降は検査終了まで絶食です。飲み物も色のついたものは取らないように指示されます。自分が通う病院の検査では前日就寝前に下剤を服用します。小さなボトルに入った下剤でそれほど強力な印象はありません。

検査当日まず行うのが洗腸剤を飲むことなのですが、人によっては結構苦痛に感じる方がいらっしゃるようです。何度目かの検査時にお年寄りの方が
「こんなに飲めないよぉ…」と途方に暮れていましたが、飲む量が大体2㍑以上となかなかの量なのが原因でしょう。

洗腸剤は一気に飲むわけではなく時間をかけて少しづつ飲み続けます。
ある程度飲むと穏やかにトイレに行きたくなりますので、一時間程度それを繰り返します。

自分の通っている病院では最終排泄物をナースさんに確認してもらい「検査OK」をもらいます。見た感じが「薄黄色の水のみ」な状態が合格の目安になっていると思います(笑)

検査OKになると撮影室へ。撮影用穴あきパンツに履き替えて腸の動きを穏やかにする注射を打たれます。筋肉注射なので少し重くて痛い注射です。

撮影時は横向きに寝て目の前にはオペレイターが見ているものと同じ映像が流れるモニターを見る事が出来ます。

いよいよカメラを肛門から挿入されるのですが痔持ちの自分でも特に痛みは感じませんでした。挿入直前に塗られる潤滑用ゼリーの冷たさのほうが印象に残っているほどです。

撮影時、カメラがどこにあるかは体感的にはっきり自覚できます。大腸の湾曲部を通過する際には圧迫感があり、自分の場合「いてて」位の軽い痛みを覚えたりします。

検査時間は大体10~15分程度でしょうか。その間自分の大腸内部をオペレイターと一緒に見学です。腸壁の色味についてコメントがもらえたり、うっかりご禁制なものを食べてそれが残っていたりするとカメラにしっかり映って恥ずかしい思いをすることになりますので要注意です。

大体こんな感じの大腸カメラ撮影。自分は3月におそらくラストの撮影予定です。いままで大腸カメラは4~5回、胃カメラは2回行いましたが、苦手な胃カメラ撮影に関しては「最後にもう一回撮っとく?」と言われても全力で拒否するつもりです。

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