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現代の中央線特急を弄る
こんにちは。南武です。
今回は、中央本線で活躍する特急電車のE353系の加工をしていきたいと思います。
私が行きつけのレンタルレイアウト店の店主も、「走っていない日は見たことがない」と言う程に鉄道模型モデラーの保有率が高い車種となっています。
それでは、早速加工していきたいと思います。
①重ねる試運転
昨年の冬頃にE353系を東京都某所で購入すると、落合にあるレンタルレイアウト店で試運転を行いました。
最初は快調な走りを見せていましたが、脱線が頻発。
知り合いの店主に台車の修理をして直してもらったもののそれでも脱線。
自宅に帰って原因を探るべく、トレーラー車を全て分解してみると、集電シューが逆になっているのが分かりました。
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トレーラー台車の集電シューを全て元に戻した上で再度試運転。
今度は特に問題は無いようです。
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脱線が原因で他のお客さんに迷惑が掛からないようにする為、ここに来る度、脱線しないかの試運転を数回に渡って行いました。
結果、脱線は全くと言っていい程に解消されたので昨年11月頃から加工に入りました。
②側面、前面の加工
試運転を終えていよいよ加工に入ります。
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各種インレタ類、編成番号等を貼り付けていきます。
編成番号はS113編成にしました。
時々仮組みして完成イメージを膨らませます。
(モデラーはこうゆうのをやりがちだそうで。。)
インレタで特に苦戦した箇所もあり。。
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前面の車番インレタの貼り付けは3回程度やり直しましたが…いいアクセントになったのでは無いでしょうか?
こうしてインレタ貼り、車番変更は無事完了しました。
③内装の加工
続いて内装加工に入ります。
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今回も、Densha.me製の内装を使用しました。
内装ステッカー史上最も凝ったとされているそうです。。
12両じゃ無いだけマシか…苦労は多少軽減されそうです…
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9両分とはいえかなりのボリューム。。
通勤電車の内装はいつも通り床から加工していくのですが、今回は特急列車。
いつもの貼り付け方法と大きく異なります。
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先にデッキ部分から着手。
壁ステッカーを設置からの床のステッカーで完全に固定するスタイルとなっています。
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最初はやり方が分からず、グランライトに同梱してあったプラ板を寸法に合わせてカットしてそこにステッカーを貼り付けました。
デッキ部分の内装は一部カットで。
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そして肝心の座席。肘掛けステッカー→座席ステッカーの順で一つずつ。一つずつ。
座席ステッカーですが、クリアボンドを使いつつ接着させます。
(走らせた時に剥がれるのを防ぐ為)
1日当たり0.5両分。つまり内装(窓ステッカー類除く)だけでも2日掛かります。。orz
因みにDensha.me様のこの内装ステッカーですが、ミスした時や紛失した時等に備えて予備の座席ステッカーがあります。
何とか内装が終わったので、室内灯を組み込みへ…
庄龍鉄道様のグランライトⅡ(白色)を使用しました。
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やはり内装を弄ると車両が生き生きとしますよね。
内装は大変ですが、やり終えた後の達成感は本当に大きいです。
④床下、屋根の加工
今回は久々に床下機器の加工も行いました。
ペラペラの床下機器をクラフトのこで切断します。
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その後ヤスリがけをしてから、元のカプラーをフック式に交換していきます。
続いて床下機器の加工へ。
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Railroad model Rさんの3Dパーツを用いてリアルさを追求していきます。
この3Dパーツはかなり精密に作られているので慎重に…
3Dパーツ接着→プライマーで下地処理→艶消しブラック→艶消しトップコートの順で床下機器のパーツを作成していきます。
出来たら車端にクリアボンドを用いて接着。
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大分床下が引き締まった感じがします。
少し下地が見えているかも知れませんが、そこは許容範囲内って事で。。
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先頭車には塗装済みのスノーブロウを取付。
このスノーブロウは、数年前にフォロワーさんへプレゼントしようとしたところ、既に購入していたので仕方なく自宅にて保管していたパーツです。
まさかここで使う事になるとは…
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目立ちにくいパーツですが、車両のリアルさを求めるのならスノーブロウは買いだと僕は思います。
床下の加工が終わって、続いて屋根を加工へ。
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今回も難しいパイピングの作業は行わず、タミヤカラーのブラックで配管部分、ミスターホビーカラーのシルバーで配管留めを再現。
塗ってから少し乾燥させ、乾いたらはみ出た部分を爪楊枝で削った後にトップコートの艶消しで保護します。
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パンタグラフはTOMIXの0255タイプのパンタグラフに交換。
集電板には軽くウェザリングを入れています。
避雷器パーツは、艶消しホワイトで塗装した後にススのウェザリングを施した後にトップコートを吹きました。
こうしてE353系の屋根、床下の加工が終わりました。
⑤車掌灯の取付とケースの加工
残すは先頭車の加工のみ。乗務員室点灯化を行なっていきます。
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まずは赤で示した部分をニッパーで切断して、ヤスリで形を整えます。
スペースが出来たところに、チップLEDの配線を通します。
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先ずはジャンク品を用いてどうやって車掌灯を取付けるかを考えます。
チップLEDの導線が決まったらグランライト本体に半田付けをします。
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取り付けてみました。リアルさ増し増しですね。
通勤型の時は車掌灯の取付には難航しましたが、こういった特急型タイプは、割と簡単に出来てしまいます。。
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車両の整備が終わったので、最後にブックケースのデザインに入ります。
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大半のモデラーはラベルに実車写真を含ませたりしていますが、自分は他とは違うデザインで作成。
Ipadのエクセルアプリを用いて作成しました。因みにIpadは今年購入。
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「鉄道ファンを感じさせない」事をコンセプトに側面は信玄餅のラベルをモチーフ。
正面は富士山のイラストを採用。
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こうしてE353系の加工が全て終わりました。
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早速、レンタルレイアウト店で昨年作成したE233系と一緒に並べて緩急接続風に撮ってみました。
これがまさに現代の中央線ってゆう感じがしますね。
⑥終わりに
今回は9両編成(基本のみ)の加工となりました。
よく常連から「なぜ12両にしないのか」と意見を頂きますが、これは既に12両にしている人が殆どなのもそうなんですが、先頭車の貫通扉の加工をしているユーザーもいれば、床下モーターカバーを正規化している人もいます。
「他と被らない方法…」そう思い、今回の加工と9両単独のみの経緯に至りました。
今回はこの辺で。
このブログを持って2023年最後の投稿となりました。
皆様良いお年をお迎えください。
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