コロナと一番好きな夏の曲
コロナウィルスに罹患した。八月の初頭。三年ぶり二回目のことだった。三十九度を超えた熱が出て、ただ高熱というわけではなく「苦痛」としか表現できない状態になった。丸二日はベッドから動けずひたすら唸っていた。トイレに行くのも億劫だった。食欲はあったのだけれど、食事を用意するのが苦痛なのでなにも食べなかった。咳はあったものの幸い喉の痛みはなかったので水はよく飲んだ。ただ夏場で発汗著しいこともあり、水だけでは血中ナトリウムが危険のように思えたので、ちょくちょく塩を舐めていた。自分は家