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気持ちが落ちそうなとき、 どうポジティブへの道筋をつくってあげられるか

僕は旅行会社で働いているのですが、

今はまだコロナウイルスの感染もおさまっておらず、

すぐに旅行というのは難しい状況です。


多くの社員がいまだ在宅勤務をしています。


そんな中での僕の仕事は、

「2年目・3年目の社員のつよみを伸ばす」プログラムの、

アドバイザーをすることです。


2年目・3年目の社員に、

国、音楽、歴史、料理、遺跡など好きなテーマを自由に選んでもらい、

おのおので自習して、旅行に関する得意分野をもってもらおう

というプログラムです。


そしてその10人弱の後輩社員に対して、

先輩という立場からアドバイスするのが、僕の役割です。


先週、それぞれのテーマ決めを行いました。

そして、毎週オンラインミーティングを開き進捗を発表していくのですが、

今日はその第1回目の進捗発表でした。


一回り近く若い後輩たちに、僕から何が言えるのかなと。


気持ちが落ちそうなとき、 どうポジティブへの道筋をつくってあげられるか

ということを考えながら、アドバイスをしました。


1. 「できなかった」をネガティブに思わず、よい機会と考えましょう!

今日の発表の中で一番多かったコメントは、

「目標を達成できませんでした」

「思うように進みませんでした」

というものでした。


たとえば、今日マストでやらなければいけない仕事が、

「終わりませんでした」は、ちょっと問題ですが、

今回の自習に関しては決して問題ではありません。


「できなかった」をネガティブに思わず、

よい機会と考えましょう!


「できなかった」のは「なぜ」なのか、反省して改善する。


来週になって、また「できなかった」ら、

さらに反省して改善する。


その反省と改善のサイクルを練習し、慣れるよい機会にしましょう!


なので、今日発表した反省点をしっかりと残しておいて、

来週どうだったか振り返りをしましょう!


2. 他の人と競争しない、過去の自分と比較する

他の人の発表を聴いて、

よい意味でのプレッシャーとしてもらいたいと思います。


しかし、中には、

他の人の発表を聴いて、

「他の人は順調に進んでいるのに、自分は進んでいないな」

と感じた人もいるかもしれません。


これについてもネガティブに考える必要はありません。


まず、このメンバーは競争しているのではなく、

お互いに高め合うために、協力するチームです。


また、これからの進め方とか、最終の目的地とか、

まだ迷い中の人もいると思うので、

他の人の進み具合と比べて、気にすることはありません。


むしろ、過去の自分と比べましょう。

「先週の自分と比べてどうだったかな」とか、

「昨日の自分と比べてどうだったかな」とか、

少しでも自分が成長していることを実感するようにしましょう!


さあ、来週後輩たちはどんな発表をしてくれるでしょうか。

そして、僕は何を発信してあげられるのか。

一週間かけてじっくり考えたいと思います。



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