見出し画像

Note始めて3ヶ月!Black Lives Matterに始まりBlack Lives Matterに終わった

4月5日にNoteを始めてから、明日で3ヶ月。

最初の2ヶ月は、深夜にむくっと起きて刺繍セットを衝動買いした話とか、音楽で自己紹介をする試みとか、個人的な記事を中心に書いていました。


が、直近の1ヶ月に取り組んだのは、アメリカの社会問題:

記事数こそ少ない月になりましたが、4000字強と1万5000字強、あわせて2万文字近くの大作に。


ここで少し私のバックグラウンドをお話しますと、私は大学・大学院時代「アメリカ研究」というものを専攻しており、卒論では公民権運動を取り上げたりもしました。

黒人初の大統領が誕生した2009年1月には、日本時間午前2時に行われたオバマさんの就任演説を見届けるべく、深夜に寝ぼけまなこでテレビの前に座り込んでいたのを覚えています。

その後はアメリカ西海岸に本社を置く企業に就職し、「ダイバーシティ」という言葉が頻繁に飛び交う環境に身をおいています。


ですが私・・・ずっと気づいていなかったんですよね。自社における黒人社員の比率が、とても少ないということに


私は日本勤務ではありますが、多い時には3ヶ月に1回ペースでアメリカ本社に出かけていたし、週8回くらいのペースで海外オフィスの人と会議をしています。ヨーロッパ系やラテンアメリカ系、中国系やインド系の同僚の顔なら、すぐに何人も思い浮かべることができます。


でも・・・今回の件をきっかけに黒人の同僚の顔を思い浮かべようとして・・・

・・・

・・・・・・

ぞっとしました。


黒人社員の比率がわずか4%くらいだったことそのものよりも、公民権運動を論文のテーマに選んだりオバマ大統領の誕生に熱狂したりしたような人間が、多様性を謳う会社に10年以上も勤めていながら、それに気づいていなかったということに


自戒も込めていろいろと調べ、発信してみると、ものすごい反響をいただきました。

これまで「差別」とか「人権」みたいなテーマについて語り合ったことがなかった友人たちが、いつになく長くて熱いメッセージをくれたり。

10人以上が記事をシェアしてくれたり。

私が記事中でとりあげた人がシェアしてくれる、ということはこれまでもあったのですが、記事の内容と関係ない人がシェアしてくれたこと自体、そもそも初めてで。

この問題へのみんなの関心の高さを知ると同時に、私の発信に多少なりとも社会的意義があったのかなと思えた瞬間でした。


ちなみにこちらが3ヶ月間の記録。

数字がすべてではないにせよ、合計1000近いPVや40件以上のスキに、この問題への関心の高さを実感しました。

スクリーンショット 2020-07-04 17.40.06


これからも社会的な発信を続けていくかというと、それはまだわかりません。「Black Lives Matter」に関して今の自分が伝えたかったことは、先の2作ですべて出し切れたと思っています。

抗議運動や暴力の話を1万5000字につめこんだ3日後に、箸休めのように1000文字のことばをつむげる、そんな自由さを楽しみつつ、書きたいものを、書きたいタイミングで、書いていくつもりです。


※ 1〜4ヶ月目の記録はこちら:




この記事が参加している募集

noteでよかったこと

noteのつづけ方

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?