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教えられる側として、教える側として。

(初出:2019/03/06 社会人3年目の終わり、4月に入ってくる新卒のトレーナーになると知ったあたり)

なるほどな~と思った記事。

新人は2種類いる。
『今すべきことをシンプルに知りたい』タイプと、『全体の流れも知りたい』タイプと。

自分がどちらだったか

思い返すと、圧倒的に後者、『全体の流れも知りたい』タイプだった。

なぜか。
・自分の作業に意義を感じたい
 プロジェクト内の立ち位置で、どう貢献できるのか、知った上で動きたい。
・無駄な作業をしたくない
 重要度が判断できれば、自分の中で優先度と本気度を決められる。
 それは、自分の(今後の)ために、先輩の判断とは別で持つべき尺度だと思っている。
・本流から逸れることを恐れている
 深層心理的にはきっとこれが大きい。失敗したくない、不要だと思われたくない。
 なので、わからないなりにも、ちょっとでもバリューを出せるように、知れるものはすべて知っておきたかった。

先輩たちの説明でありがたかったこと

基本的には、何不自由なく新人期間を終えられたので、先輩・上長には恵まれたのだと思っている。
先輩たちが僕のタイプを把握していたのかどうかはわからないが、『全体の流れも知りたい』タイプとして、結果的に先輩の話の良かった点を思い出すと、こんな感じだ。

・大枠から順を追って話す
 僕に業務を振るときは、必ずプロジェクトの概要から話してくれた。
 体制、フェーズ、現在進行中のタスク、などなど。
 その上で、こういう作業が発生したからお願いしたい、と言ってくれた。

・アウトプットイメージと、その使われ方を話す
 集計結果はこんな風に資料化する予定だ、その資料はクライアントがこういう目的で使う、などなど。
 これは、作業の意義を感じる上で非常に大切だったと思う。

これらの情報、必要じゃない人いるんだろうか、と思ってしまうのだが、
確かに、スピード感重視、やってみてわからなければ聞く、というスタンスの人なら、最初はいらないだろう。

自分が教える時は

最初に直接聞いちゃってもいいか、と思ったのだが、
何らかの配慮をして「一応聞いときます」みたいな答えを返されるとその後の関係がよろしくなさそうなので、こちらが察すのが先か。

記事の末尾に念押しされているように、あくまでこれは新人の時の話である。いつまでも案件の全貌を見ようとしない人は困る。

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