短歌1

『生きていくための短歌』から交流の始まった南先生。私自身はあまり使ったことはないけれど、「怖い短歌」などを目にする機会を経て、思いついた時に一句ずつ書き留めておきたい。

以下の句は本当は通勤路、で作ったのだが…自分に寄せすぎて辛くなったので客観の視点を入れた。急に香りだした金木犀。そばを通るとなんだか優しい気持ちになるのだけれど、通り過ぎた瞬間に、また辛い日々を思い出す。一瞬の安らぎと、辛い日常。

それでも、明日を信じたい。生きていきたい。

金木犀 華やぐ香りの通学路 喉を流るる鉄錆の味

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