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【ショートストーリー】カフェにて。騒がしいのは誰!?

先生あのね。
いつだって妄想シナリオが脳内を流れて止まりません。

インタビュア&ライターなまず美紀です。

カフェで仕事をするのが好きです。
今日も原稿を書こうとしたら、隣に気になるお兄さんがいたので、脳内にその現実を再現するシナリオが流れて、原稿を中断してここ(note)に来ました。

(私にとってここnoteは、「毎日書いたら自分を褒める場所」でも、「仕事につなげる場所」でもなく。仕事をサボって逃げてくる“悪いみきてぃ”の溜まり場です)

今起きた現実をご紹介。

【カフェにて】
おそらく30代、細身のスーツを着た男が窓際の席に座り、慌ただしくPCを開く。

画面の向こうに二人の男の顔が並んで浮かび上がるタイミングで、細身スーツの男は笑顔を作る。
PCに向かって話しかける声がやたら元気で、カフェでそこだけが異質な空間となる。

男「おはようございます!よろしくお願いしますー!ここカフェなんで、騒がしくてすみません」

隣の席でPCに向かう40代の女が、男にそっと声をかける。

女「あなたが一番騒がしいですよ」

女はその一言を飲みこみ、原稿を書こうとしていた手を止め、noteを開く。

そして、今起きた現実と、妄想で終わった一言を書き留める。

女にとってここ=noteは、「毎日書いたら自分を褒める場所」でも、「仕事につながる場所」でもなく。

こうして仕事をサボって妄想ごっこを書き留めて、ときに、飲み込んだ一言の吐き場所となる。

お仕事に戻ります。
インタビュア&ライターなまず美紀でした。

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