やる気を引き出すことの難しさ ~メンターの仕事を1ヶ月やってみて~
こんにちは、kaiです。
気づけばインターンを始めてから2ヶ月半が経ち、今年も残り2ヶ月と思うと時の流れの早さに驚いてしまいます笑
その中でアカウント運用以外の仕事が増えてきたので、今回はその中の1つであるメンターの業務内容とその仕事を通じて感じたことについてご紹介したいと思います。
前回の記事では、非常に堅苦しい文章で読みづらいものとなっていたので、今回から少しラフに書いていこうと思います笑
気軽に読んでいただけると幸いです!
●『メンターとは』
私がインターンをしている会社では、インスタグラムのアカウントを運用するメンバーと運用者を管理するメンター、そして会社全体を管理するマネジメントの方々に大別されます。
その中でも今回は、実際に私が行っているメンターに焦点を当てていきます!
メンターは、助言者や相談者という意味を持っています。そこで、具体的に私がどのような事を行っているのかを初めに紹介します。
仕事内容を大きく分けると以下の3つを挙げることができます。
①定期的に行われるメンター会議
②週2回を目安に行われるアカウント運用者との電話
③日々の運用者のチェックやモチベーション管理
私がメンターを始めてから1ヶ月程経ちますが、未だにすべての仕事を完璧にこなすことはできていません。
ただ、その中でも私が一番難しいと感じたのは、③のモチベーション管理です。
改めて心理カウンセラーの方々がいかに重要で大変なのかを、ほんの僅かかもしれませんが、感じることができました。
今回は、私がモチベーション管理をする上でどのような点が難しかったのか、メンターをする上でどのようなことを行ったのかについて述べたいと思います。
●『テレワークのメリット、デメリット』
モチベーション管理について深く述べる前に、なぜ私がモチベーションを管理することが難しかったのかについて、その背景を説明します。
私はオフィスの近くに住んでいるので、定期的にマネジメントの方々と顔を合わせることができていますが、多くのインターン生はテレワークの形をとっているので基本的にオフィス以外の場所で仕事をしています。
コロナ禍でテレワークやリモートワークが増え、多くの方々がその様々なメリット、デメリットを肌身で感じているでしょう。
その中で、私が特に感じたメリットとデメリットをそれぞれ2つずつ紹介します。
-a.メリット
①自分の好きな時間に仕事をすることができる
オフィスに毎日行く必要はないので、移動時間に縛られる必要もなく自分の生活スタイルに合った働き方をそれぞれの方が行うことができます。
働いている方全員が現役の大学生であるので、それぞれの時間割やアルバイトに合わせて、授業の合間や隙間時間で仕事をすることができています。
大学の講義もほとんどがオンライン上で行われていて、リアルタイム型ではなくビデオ・オン・デマンド型の授業も増えているので、より自分の生活スタイルに合った形で講義を受けることができています。
②業務の効率化
2つ目のメリットに関しては現在進行形の形で、完全に効率化できている訳ではありませんが、テレワークによりITツールが導入され、ほとんどの業務が紙媒体ではなくオンライン上でなされています。
例えば、仕事に関する報告・連絡・相談は全てコミュニケーションツールSlack上で行われ、タスクの管理は、タスク・プロジェクト管理ツールTrelloを用いています。
今後は現在パターン化されているデータの記入やいいね作業などの業務を自動化させることにより、労働生産性の向上を見込むことができると考えています。
-b.デメリット
①コミュニケーションがとりづらい
全てのコミュニケーションがオンライン上で行われるため、相手がオンラインの状態でない限り円滑なコミュニケーションをとることはできません。
週に2回を目安に運用者と電話をしていますが、その時間以外は基本的に文面上で会話をすることになるので、認識の違いが生まれてしまったり私生活の状況を把握することが困難です。
ですので、1日1回は連絡を取り、定期的にオフラインで会って話すことで、お互いの信頼関係を築いていくように心がけています。
②モチベーションの管理が難しい
オンライン上で作業をしていると、どうしても孤独になりやすかったりタスクが思うように進まないことがあると思います。
私自身先日まで中々タスクが思うように進まず悩んでいて、今現在試行錯誤しながら作業を効率的に行えるように努力しているところです...
これについては、次回以降のnoteで詳しく話したいと思います!
また、オンライン上の作業は周りの人々の状況を知ることが難しく、社風を感じることが難しかったりして仕事のモチベーションも上げにくいです。
もちろん人によって生活スタイルが違うので、一概にこうすればモチベーションを保つことができる、と断言することはできませんが、私が運用者のモチベーションを管理する上で意識したことをこれから紹介していきます。
●『モチベーションを保つためには』
-a.タスクの振り方に注意する
タスクを振る際は、ただ「この仕事をやって欲しい」と、伝えるだけでなく、
①期限を設ける
②仕事の必要性を示す
③"先"を見せる
この3点を意識するようにしています。
まず期限を設けることで、その仕事が「いつ終わらせてもいい仕事」と思わせずに、後回しにされることを防ぎます。
次に仕事の必要性を示すことで、前向きに取り組んでもらえると私は考えています。
例えば、楽だからという理由で履修した科目は、勉強をして知識を得ることに必要性を感じていないので、前向きに勉強をしようと思う人は少ないはずです。
一方、授業で知識を得る、学習したいと思ってとった授業は前向きに学習を進めて単位を取得するように努力するでしょう。
最後に、その仕事を通じてその人にどうなって欲しいか、又はその仕事は将来どのようなことに繋がっていくのかを伝えて、"先"を見せることで本人の仕事に対する取り組み方も変化するはずです。
以前までの私は、この仕事をやって欲しいということのみを伝えて、"今"のことしか伝えていませんでした。これでは、その仕事をすることがゴールとなってしまい、本質的な目標を知ることができません。
そこで私は、
「日々のアカウント運用は、将来〇〇という会社に売るというゴールに向けて行っている。そのためにアカウントのことを深く理解した上で、運用を行ってほしい」
と、伝えたことで運用者のアカウント運用に取り組む姿勢が変化しました。
-b.アメとムチのバランス
運用者をメンタリングする上で、褒めるときもあれば修正点があれば注意し、課題点があれば一緒に話し合います。
私は、フィードバックを行う際に褒める量と注意する量のバランスを意識しています。具体的には、「褒める量>注意する量」となるようにしています。
ただ、ここで1つ注意点があります!
それは私の失敗から学んだことで、「褒める量>>>注意する量」と、ならないようにすることです。
もちろん褒めて伸びるタイプの人もいますが、褒めることに対して一辺倒になるのは、禁物です。理由としては、非常に単純で褒められることに慣れてしまうからです。つまり、褒められても何も感じなくなってしまうのです。
褒める理由としては、自己肯定感を持ってもらい、主体的に仕事を行ってほしいからです。
そのためには褒めるときはとことん褒め、周りからも褒めて、注意をするときは何をどうして欲しいのかを分かりやすく伝えることが大切だと思っています。
私は未だに、相手を注意することが上手くできていないので、お互いの成長のためにも伝えることは、はっきりと伝えていきます。
●おわりに
現在、様々な仕事を行っています。今回のnoteでは、その1つであるメンターについて紹介させていただきました!
インターンを通じて様々な体験をすることができています。おかげさまで、充実した日々を送ることができています!
今後もインターンの業務問わず、日々の生活で気づいたことや学んだことを共有していきます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
kai
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