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猫とカラスに餌をやる人

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昨日は睡眠について書きましたが,早起きに対してはここ半月以上,完全に目標を達成しています.これについてはやればできるんだという自信が持てました.

起きたらまずアパートの屋上へ出て,雲の状態をチェック.最近はなんかどんよりとした空ばかりが続き,夜明けの清々しさはあまり感じません.空気も熱を含んで重く,風があれば多少は涼しいかなという程度です.

ところで屋上から下界?を見下ろすと,毎朝猫とカラスに餌をやるオバサンを目にするんです.カートを引っ張って道向こうの駐車場に現れ,しばらくゴソゴソしたのち動物たちの前に餌を撒いて,やがて反対側の出口から去っていきます.

猫は3匹いるようです.黒猫と白黒の斑と茶色.余裕そのもので,寝そべってオバサンがやってくるのを待っています.この駐車場に定住してるのかどうか,昼間は滅多に姿を見ないのでわかりませんが.

この周辺のカラスはフツーに多いです.目の届く範囲で20羽以上.しかし餌を目当てに集まってきた輩はざっとその2倍くらい.毎日のことなので,みんなよく覚えているのですね.

ところでこのオバサンですが,カートを引いているところから推測すると,他の場所でも餌巻きをしているのではないか.そんな感じがします.

『猫の餌やり禁止.カワイイと思うならお前が家で飼え!』っていう看板を見たこともあるくらいなので,迷惑に思っている人も一定数はいることでしょう.地域猫ならある程度保護されているはずですが,他人の敷地に立ち入ってまで行動する餌やり専門の人の正体は,活動が早朝のためほとんど知られていません.

私はこのオバサンの行動を逐次監視しているわけではありません.詳しい状況を知らないため,早い話「見て無ぬふり」です.なんと朝早くからこんな活動を始める人もいるんだなあということを,5時前に起きるようになって初めて知ることができました.ただそれだけのことで,私にとってはどうでもいい事なんです.

でも毎日決まった時刻に現れて,ことを済ませて去っていく.早朝出勤のサラリーマンとはまったく違うルーティーンを毎日繰り返している.こんな人もこの街にいるんだなあということに,少し安堵しました.

街で見かける猫さんも,最近は少なくなりました.同時にこまめに餌を与えようとする人も,いずれはいなくなるでしょう.その時もカラスだけはたくましく生きているんだろうな.それはまだまだ先の話なんだろうか・・・

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