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写真漂流 - SIGMA fpボディーのアレをどうにかする

shot with SONY DSC-RX0
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昨日はシグマのレンズについて書きましたが,今日はfpボディーについて感じたことなどを.

SIGMA fp L 背面

シグマ純正アクセサリーのグリップを付けてカメラを握った時,たしかに確実にホールドできるのですが,この時ひとつだけ問題点が発生します.

掌の親指の根元付近で,上の画像で示した右下の「MODE」ボタンを押してしまうのです.それもしっかり握れば握るほど,MODEボタンを押してしまいやすい.

このボタンを押すことで現在の撮影モード,たとえばPオートだとかA優先などの表示が画面に現れて撮影が中断されます.再度MODEボタンをプッシュするか,あるいはシャッターボタン半押しで解除できますが,これが大変煩わしい.

fp LではMODEボタンの出っ張りをなくして,掌との干渉をキャンセルしたと聞きました.それではfpならどうするか?

私の経験ではMODEボタンの周囲に,ボタンと同じ高さ(あるいはもう少し高くてもよい)になるようなOリングを取り付けて,掌が当たったくらいではボタンを押す事ができないようにするのが一番簡単で安上がりではないかと思います.

この方法はSONY RX0をハウジングに組み込んだ時,電源ボタンが出っ張っていて,不用意に電源オンになってしまうのを防止したやり方と同じです.これだと間違いなく確実に誤動作をなくすことができました.

Oリングはホームセンターで各種サイズが安く手に入ります.またそれをボディーに貼り付けるのも,マスキングテープを使えばベタつかず何度でも張り直せます.耐久性もほどほどにあります.

さてもう一つ問題点があります.

背面のサブダイヤルの回転が軽すぎることです.ほんと不安になるくらい軽いです.だから当然不用意に回ってしまうことがあるでしょう.このダイヤルは露出補正に使用するので,勝手に変わっていたりすれば大変困ります.

回転に対する機能をキャンセルする設定があるのかどうか,これは調べていませんが,もしキャンセルできたとしても露出補正をどうするかという問題が残ります.

これは先程のボタンの件と比較すると,対処が難しいです.簡単に抵抗を与える方法があればいいのですが.ちなみにfp Lでは回転が固くなってるらしいです.

ただ使用している最中にこのダイヤルが回転してしまって,露出補正値が変わってしまっていたということは,今回のシグブラの最中には発生しませんでした.その部分に触れるということは案外少ないのかもしれません.

また露出補正なんかめったにしないわよ!とおっしゃられる方では,マスキングテープで回転を止められるのがベストの選択かと思います.たしかに調整する必要があればテープを剥がせばいいだけの話ですから.

ちなみに私が使用したfpのボディーは,シャッターボタン外周のダイヤルの回転が妙に重かったのです.これって部品の組付けが逆になってるってことないですよね?

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