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虫めづる映画ってあるのか?

サントリー美術館『虫めづる日本の人々』を観覧。草木花鳥が日本画の特徴でもある中、スパイスのように虫たち——ここでは蜘蛛、蛙、蛇などの、うごめく小さな生き物たちを全体を指す——が描かれてきた。そこで、この展覧会では、その虫に注目してみようというわけ。

学芸員さんの講演も席が取れたので拝聴。「昔は愛でていた虫を現代人はなぜ嫌うのか?」と興味深い導入。
ざっくりいうと「都市化のため屋内でしか虫を見ることがなくなり、その結果、感染予防としての嫌悪を抱くようになった」とのこと。
東大の論文がこちらにあった。
なぜ現代人には虫嫌いが多いのか?

まあ、そんなところでこの展覧会では、今一度、虫を愛でてみてはどうか?とサジェストもあるんだそうな。

江戸時代まで、虫の声を風情を楽しむ文化があったそうな。貧乏武士は、虫を養殖して販売、飯の種にしていたとか。そんな絵もあり、大変たのしめまさいた。

当然、虫映画について思いを馳せるわけだけど、オッサンだから『燃える昆虫軍団』(1975年)しか思いつかないわけで。今ググらずに列挙していくと……。

『スタング』、『吸血の群れ』、『スクワーム』、『スウォーム』、『キラー・ビー』、『黒い絨毯』くらい?あ、『ザ・ネスト』とか

ほらぁ。全然愛でてねぇじゃん!あ、『フェノミナ』があったわ。あれは愛でてるわ。

調べてみるか。虫愛で映画。

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